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2024年5月の記事一覧

「台湾総統就任式後の中国軍事演習を解説」    台湾の総統就任式後に行われた中国軍の演習「聯合利剣2024A」は尖閣諸島周辺海域で活動をする海警が中国海軍と統合演習を行うなど、日本の安全保障にも大きな影響が・・。 今回の演習の目的や、その意味、日本への影響などを、衛星画像分析の専門家・中川研究員が公開されている情報を基に分析、解説します。 ...

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4月から開始した総合安全保障プロジェクトの一環として中国安全保障動向について中川真紀研究員による定期報告会。8時という早朝の開催にもかかわらず、国会議員をはじめ企画委員など多くの参加を得ました。この総合安全保障プロジェクトの成果は、逐次、国基研チャンネルやホームページ上でも展開いたします。 【概要】 総合安全保障プロジェクトの一環である中国安全保障動向は、月に1回の割合で定期報告を...

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5月24日、国基研企画委員である西岡力・モラロジー道徳教育財団教授は、いま大変化が起きている北朝鮮の現状について語り、櫻井理事長をはじめ企画委員らと意見交換した。 【概要】 ●韓国併呑路線の放棄と先代の完全否定 北朝鮮世襲独裁制は、これまで韓国併呑路線を踏襲してきたが、ここにきて大変化が起きている。 昨年12月30日の労働党中央委員会総会および本年1月15日最高人民会議の演...

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第545回 国基研訪台団報告 頼清徳総統就任演説分析    太田文雄企画委員・有元隆志企画委員よる訪台報告。頼清徳総統就任式に合わせ、国基研の太田、島田、有元企画委員が台湾を訪問。カウンターパートの台湾安保協会と意見交換。そして、総統就任式に参列しました。 「対岸」「両岸」と述べていた蔡英文前総統と異なり、「中華民国」「中華人民共和国」と述べ...

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第544回 トランプ陣営幹部から聞いたウクライナ戦争出口戦略    島田洋一企画委員が、ワシントンでトランプ陣営の安保・情報・外交責任者と意見交換。 ウクライナ戦争が続き、対ロシア制裁が続けば、ロシアは中国、北朝鮮、イラン等の悪友との連携を深めることとなり、現実的には戦線が膠着したあたりで停戦に持ち込むのが、米国や自由主義諸国の利益にかなう。...

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5月10日、片山さつき参議院議員が国基研に来所、企画委員会で性同一性障害特例法の問題に関連し、性別変更を厳格化することが必要であると訴えた。 性同一性障害特例法(いわゆるLGBT理解増進法)は、平成16年に施行された。複数の医師から性同一性障害の診断を受けたうえで、家事審判を経て戸籍上の性別を変更する際の要件を定めた。その要件は①18歳以上②結婚していない③未成年の子がいない④生殖腺...

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5月10日、沖縄在住の岡島実弁護士が4年ぶりに来所、沖縄の現状を報告し、櫻井理事長をはじめ企画委員らと意見交換した。 沖縄問題は、地政学的位置と歴史的背景を考えると、一地域に限定された問題ではなく、国家的重要課題と認識しなければならない、という岡島氏の現地沖縄からの視点は新鮮であった。報告の概要は以下のとおり。 【概要】 14世紀後半、かつて中国大陸の福建省から渡来した人々は...

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「衛星画像から分析 中国人民解放軍の戦力整備状況(後編)」    衛星画像分析の専門家・中川研究員による中国の戦力整備状況の後編です。前編では台湾侵攻を前提にした着上陸能力を説明。今回はA2ADと核抑止。まず日米の領域使用を拒否(AD)するためBMD突破能力等を強化(HGVのDF-17)。敵の接近を阻止(A2)するため対艦弾道ミサイルの精度を向...

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1 全 般 2024年上半期入隊の新隊員が3月下旬以降各教育隊に着隊し、4月には本格的な教育訓練を開始。各部隊も機能別、小単位の訓練を実施し、練度を向上させている段階である。 4月19日、戦略支援部隊を解組し、情報支援部隊を新編。3月の全人代軍・武警代表団全体会議で習近平が指示した、「新領域の戦略能力向上」のための軍整備の一環である可能性がある。 対外行動に関しては、台湾・フィリピン...

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