「兵は拙速なるを聞くも、未だ巧久なるをみざるなり。それ、兵久しくして国の利するものは、未だこれ有らざるなり」(孫子)
戦には「まずくとも素早く」はあっても「うまくて長引く」はない。戦が長引いて国に利益があったためしはない、の意である。
これは、集団的自衛法制をめぐる現下の政争にも当てはまるのではないか。いたずらに長引かせるなら、国の安全保障を損なおう。
日本国憲法を素直に読めば、多くの憲法「学者」が言うとおり、自衛隊も日米安保条約も違憲ということになろう。
しかし、相手が素直となれば嵩(かさ)に懸かって侵略、恐喝に出てくる中国共産党、朝鮮労働党や、虚偽非難のレベルを上げてくる韓国に囲まれているわが国が、ただ素直な隣人であって生きていけないことは明らかだろう。
その現実が見えない自称憲法学者たちに、政策論議に立ち入る資格はない。
下記拙ブログのエントリも参照頂きたい。
■「安倍君の方針で行こう」―即決で対立に終止符を打った小泉首相(安倍氏談)
http://island3.exblog.jp/22037902/