2021.09.19 (日)
【意見広告】 自民党総裁候補四氏に問う 国を守る覚悟示せ
河野太郎、岸田文雄、高市早苗、野田聖子の四氏に問われるのは、日本を取り巻く安全保障環境の急速な悪化に対処する覚悟だ。専制国家・中国の国防費はわが国のそれをはるかに凌駕し、わが国固有の領土である尖閣諸島を脅かしている。尖閣そして日本の安全保障にとって極めて重要な台湾を守るため、中国こそ脅威と位置づけ、抑止力を強化できるのか。机上の空論はいらない。四氏は以下の質問に如何に答えるか。
- 尖閣を中国から守るために自衛隊を投入するのか。事前段階として、海上保安庁法第2条及び第25条は改正するか。
- 国内総生産(GDP)1%以内としてきた防衛支出を西欧並みに増やせるか。
- 敵基地攻撃能力を抑止力として保持するか。
- 中国の侵透工作に対し、対抗策を強化するか。
- 原発再稼働を容認するか。使用済み核燃料再処理をやめると使用済み燃料の行き場が無くなる。目先を変えた原発廃止論ではないのか。
- 首相になったら靖国神社に参拝するか。
- 慰安婦問題について、1993年の河野官房長官(当時)談話を公式に修正するか。
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9月19日(日) 産経新聞
9月20日(月) 日経新聞
9月21日(火) 読売新聞に掲載
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