日本から視た韓国の現状と未来展望
櫻井 よしこ 大韓民国が建国六〇周年を迎える。振りかえれば、その六〇年は数々の苦難と試練を果敢に乗り越えてきた歴史である。祖国を愛し、勇気を持って行動した多くの人々の貢献が、この六〇年の記念すべき年月の背景にある。日本にとってかけがえのない隣国である韓国の人々に、私は、建国六〇周年にあたり、心からのお祝いを申し上げる。 韓国の未来が広く開かれ、日本も多くを学んだその文化や伝統がこれか...
広告御礼とお詫び
産経新聞の平成20年5月6日の9頁(大阪版は朝刊の7頁)に、胡錦濤中国国家主席来日に際して、福田総理大臣に対する要望を意見広告の形で掲載しました。あわせて入会案内も記載したところ、約3500通の、ファックス、メール、葉書が殺到し、反響の大きさに驚きました。御礼申し上げます。 さっそくお返事しなければならないところ、事務作業に時間がかかり対応が遅れた場合もありますので、お詫びいたします。また、ファッ...
ウイグル人亡命政府「東トルキスタン共和国」首相RACHMAT DAMIAN氏との会談
5月2日、ウイグル人の亡命政府「東トルキスタン共和国」の首相であるラチマット・ダミアン(RACHMAT DAMIAN)氏が本研究所を訪問し、櫻井理事長、高池事務局長、西岡評議委員と懇談した。ダミアン氏が語った新彊ウイグル地区の現状は以下の通り。 スターリンと毛沢東の取引により、1955年東トルキスタン(ウイグル)は中華人民共和国に併合され新疆ウイグル自治区とされた。なお、西トルキスタンとは中...
国基研設立記念パーティー開かれる
国家基本問題研究所の設立記念パーティーが3月17日、東京・内幸町の日本プレスセンターで開かれ、約450人の参加者が新しい研究所の船出を祝った。櫻井よしこ理事長はあいさつで、「国基研は日本の歴史と文明を踏まえ、日本の将来を見詰めて、どうしたらよいのかを発言していく」と決意を述べ、参加者に対し、末長く一緒に歩んでほしいと支援を呼び掛けた。 パーティーは発起人のあいさつで始まり、経済同友会幹事の奥...
米議会アジア専門官と懇談
前列中央 Mr.Larry A. Niksch 国家基本問題研究所は3月7日、米議会調査局アジア専門官のラリー・ニクシュ氏を企画委員会に招き、米国の北朝鮮政策について意見を交換した。ニクシュ氏は席上、北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の合意文書が北朝鮮に義務づけた核計画の申告について、ブッシュ米政権が要件を緩和しようとしている兆しがあると述べ、同政権が北朝鮮に一層譲歩する可能性を指摘した。...
総統選挙と台湾の行方について、日米台三政策研究所の意見交換
李登輝前総統御夫妻と台北の御自宅で ---------- 台湾レポート ---------- JINF役員ら、台北で国際会議に参加 去る2月23日から25日にかけて、櫻井よしこ理事長、田久保忠衛副理事長、潮匡人評議員が台北を訪問。24日に、当研究所と米国および台湾の有力シンクタンクとの共同主催による「台湾総統選と日米台関係」に関する国際会議へ参加した。 会議には米国から...
櫻井理事長、台湾メディアに取材を受ける
櫻井理事長は、3月22日の台湾総統選挙を極めて重視していること、 日本と台湾が多くの価値観を共有していることなどを強調した。 自由時報 2008年2月23日に掲載されました。 ...