【詳報】 第14回 会員の集い シンポジウム「新政権、新国会に問う」
第14回 会員の集い シンポジウム/令和3年11月3日/東京・ホテルニューオータニ 鶴の間 新政権、新国会に問う 「ギョエテとは俺のことかとゲーテ言い」はともかく、「吉田ドクトリンとは俺の…」と吉田茂元首相が言ったことはない。側近の白洲次郎氏は「吉田にドクトリンなどなかった」と公言している。昨年の総選挙で自民党は、立憲民主党と共産党の「選挙協力」という敵失に乗じて大勝した。が、...
月例研究会 「安倍元首相に聞く ― 日本の行方」 開催
2月9日(水)、国家基本問題研究所は、定例の月例研究会を東京・内幸町のイイノホールで開催。中国武漢発のコロナ感染症の影響下、対策を施しながらではあるが有観客の会は2年半ぶりであった。 今回のテーマは「安倍元首相に聞く ― 日本の行方」、盛大な拍手に迎えられ、安倍晋三元首相が登壇、冒頭約40分にわたり講演した。 【講話概要】 第1次安倍政権が平成18年に発足し、その1年後に国基...
第14回 会員の集い 「新政権、新国会に問う」 開催
国家基本問題研究所(櫻井よしこ理事長)は、11月3日、通算14回目となる会員の集いを、都内のホテルニューオータニで開催した。今回も、コロナ対策でセミナーの入場者を半数に制限したが、懇親会は間隔をあけた指定席制を採用し、2年ぶりの開催となった。 第1部シンポジウムは『新政権、新国会に問う』とのテーマ設定で、午後2時の定刻に開始。司会は櫻井よしこ理事長、パネリストは、萩生田光一・経済産業...
【詳報】 月例研究会「危機感なき日本の正体 ― 菅政権への注文」
月例研究会/令和3年8月3日/東京・内幸町イイノホール 危機感なき日本の正体 ― 菅政権への注文 8月3日の月例研究会は、コロナが猖獗を極めるなか、登壇者のうち二人はリモートで参加した。戦後76年が過ぎても、憲法改正はままならず、日米同盟に頼りきりの防衛と外交。対中国、エネルギー政策は如何? 会場は、菅政権への厳しい発言が相次いだ。ところが、ひと月後の9月3日、菅総理は突然「コ...
月例研究会 「危機感なき日本の正体 ― 菅政権への注文」 開催
8月3日(火)、国家基本問題研究所は、定例の月例研究会を東京・内幸町のイイノホールで開催。東京都への4回目の緊急事態宣言発令下、今回も前回同様関係者以外は無観客とした。 今回のテーマは「危機感なき日本の正体 ― 菅政権への注文」 東京オリンピックが行われている最中、日米台戦略対話が行われ、日米台の協力が確認された。しかし先の日米首脳会談で、菅首相は日本の防衛努力を拡大することを...
【詳報】 月例研究会「台湾有事は日本有事だ」
月例研究会/令和3年4月28日/東京・内幸町イイノホール 台湾有事は日本有事だ 建国百年にあたる2049年に向けて此れ見よがしに軍備を拡張する中国の前に、東シナ海、南シナ海、台湾海峡の波高し! 習近平主席の号令一下、台湾の現状を変更しようという中国のしたたかな意志はますます高まっていく。先のバイデン大統領と菅首相による日米共同声明には、「台湾海峡の平和と安定の重要性」が明記され...
【詳報】 特別座談会「ポール・ケネディ教授に聞く 米中・大国の興亡」
特別座談会/令和3年3月9日/国基研会議室(オンライン) ポール・ケネディ教授に聞く 米中・大国の興亡 「過去五百年にわたる『大国の興亡』の歴史的な記録を見れば、おおむね妥当な結論がいくつか得られる」と、三十数年前、ケネディ教授は大著『大国の興亡』で結論づけた。その結論の第一は、大規模な軍事力を維持するには経済的な“資源”が必須であり、第二には、国際的な秩序に関するかぎり、“富”と...
月例研究会 「台湾有事は日本有事だ」 開催
4月28日(水)、国家基本問題研究所は、定例の月例研究会を東京・内幸町のイイノホールで実施。 通常の月例研究会は、会員や一般の方々を客席に入れた公開討論会なのですが、今回は政府による3回目の緊急事態宣言発令のため無観客とし、参加者も極めて限定した形で。皆様には後ほど動画配信や会報誌でご覧いただければ幸いです。 蔡明耀 台北駐日経済文化代表処副代表 今回のテーマは「台湾...
国基研特別座談会『米国は衰退するのか』 ― P・ケネディー氏と鼎談 ―
国基研は3月9日(火)、米国イェール大学のポール・ケネディー教授を迎えオンラインにて特別座談会を実施しました。 ・座談会について テーマ『米国は衰退するのか』 参加者:ポール・ケネディー・米国イェール大学教授 櫻井よしこ国基研理事長 田久保忠衛副理事長 ・内容は後日、詳報としてお届けします。 ・櫻井理事長が今週の直言【第775回】『米国は衰退するのか―P・ケネディ...
【詳報】 第13回 会員の集い シンポジウム「菅政権のゆくえ ―日本のとるべき選択―」
第13回 会員の集い シンポジウム/令和2年11月3日/東京・ホテルニューオータニ 鶴の間 菅政権のゆくえ ―日本のとるべき選択― 新型コロナが猖獗するなか、国基研は、みなさまのご支援のおかげで、13回目の「会員の集い」を迎えることができました。心より御礼申し上げます。目を外に転じれば、国際情勢は緊迫の度を加え、安穏としているわけにはいきません。わけても中国は、軍事のみならず経済の...