月例研究会 「ついに原発の技術を失う日本~日立問題に学ぶ~」 開催
2月28日(木)、国家基本問題研究所は、定例の月例研究会を東京・内幸町のイイノホールで実施しました。 今回のテーマは「ついに原発の技術を失う日本~日立問題に学ぶ~」です。わが国にとってきわめて重要なのに、あまり人気のないテーマ設定で、その上、当日は冷たい雨にたたられたにもかかわらず、想像以上に多くの方々にご参加いただきました。 登壇者には、萩生田光一自民党幹事長代行、原子力問題のエキスパ...
【詳報】 第11回 会員の集い シンポジウム「米中激突 日本の覚悟」
会員の集い/平成30年11月23日/ホテルニューオータニ 鶴の間 習近平国家主席は、2049年の建国100周年の暁には、中国は軍事的にも世界一になると断言。となれば、米中の摩擦は、経済だけにとどまるものではない。四海波高し。米中「新冷戦時代」に、さて、わが国はどう対処すべきか。田久保副理事長は、「護憲は戦争を望む人」のことであり、「改憲は戦争を防ぐ人」を指すと、「国基研会員の集い」で述べ...
【詳報】 月例研究会 「第4次安倍改造内閣は何を目指すのか」
月例研究会/平成30年10月3日/日経ホール 10月2日、第4次安倍改造内閣が発足した。 発足直後の月例研究会の席上、櫻井理事長は、力説した。 安倍首相は、任期が「まだ3年ある」ではなく、「あと3年しかない」との覚悟で臨むべきだ、と。たしかに、憲法改正、日米関係、中国の増長、北方領土、拉致問題の行方等々、前途には難問山積、うかうかしていると3年の歳月など瞬時に過ぎ去る。 国際社会は...
第11回 会員の集い シンポジウム「米中激突 日本の覚悟」開催
国家基本問題研究所(櫻井よしこ理事長)は、11月23日、通算11回目となる会員の集いを、都内のホテルニューオータニで開催しました。『米中激突 日本の覚悟』と題した第1部シンポジウムは午後2時の定刻に開始。司会は櫻井理事長が、パネリストとして田久保忠衛副理事長、湯浅博主任研究員及び西岡力研究員兼企画委員が登壇。熱い議論が展開され、終了時間を超過しても質疑は続きました。その模様は、熱気あふれるシンポ...
月例研究会 「第4次安倍改造内閣は何を目指すのか」 開催
10月3日(水)、国家基本問題研究所は、定例の月例研究会を東京大手町の日経ホールで実施した。 今回のテーマは「第4次安倍改造内閣は何を目指すのか」、萩生田光一自民党幹事長代行を迎え、櫻井よしこ理事長が司会を務めて議論をリード。国基研側の登壇者は田久保忠衛副理事長と湯浅博主任研究員という布陣。 定刻午後7時に開演し、まず、萩生田議員が口火を切った。前日に内閣改造と党役員人事が発表になったば...
【詳報】 国基研創立10周年シンポジウム 「世界の近未来を予測する―日本は生き残れるのか?」 第2部
国基研 創立10周年シンポジウム/平成30年5月17日/イイノホール 第一部 基調講演「不確実性が高まる世界 アングロサクソン世界の危機」の中で、エマニュエル・トッド氏は、「日本は核武装を考えるべきだ。中国の拡張主義に対峙するためには、ロシアとの協調も必要だ。北朝鮮の核保有には合理性がある」など、日本ではあまり議論されない斬新で、刺激的な視点からの主張がありました。それを踏まえ、第二部で...
【詳報】 国基研創立10周年シンポジウム 「世界の近未来を予測する―日本は生き残れるのか?」 第1部 基調講演
国基研 創立10周年シンポジウム/平成30年5月17日/イイノホール トッド博士の講演タイトル「不確実性が高まる世界 アングロサクソン世界の危機について」に、こむずかしい、いかめしすぎる、と身をひいてはならない。博士が言わんとすることは、実にシンプルなのだ。中国、北朝鮮、中東、EUそしてアメリカ…、変動きわまりない世界に日本および日本人が安全に暮らすのにはどうしたらよいのか。「フランス人...
国基研創立10周年シンポジウム「世界の近未来を予測する―日本は生き残れるのか?」 開催
国家基本問題研究所(櫻井よしこ理事長)は、5月17日、創立10周年を記念し国際シンポジウムを東京内幸町のイイノホールで開催しました。『世界の近未来を予測する―日本は生き残れるのか?』と題し、第1部はフランスの歴史人口学者エマニュエル・トッド博士による基調講演。第2部は、トッド博士、櫻井理事長、田久保副理事長によるシンポジウムを開催。その後のレセプションには安倍晋三自民党総裁が駆け付け、10周年に...
【詳報】 月例研究会 「憲法改正を阻むものは何か」
月例研究会/平成30年1月23日/ニッショーホール 今年は明治百五十年という節目の年。幕末から明治維新にかけて、植民地化さえ危惧された国難に、当時の賢人たちはいかに立ち向かったのか。国家成立の基盤は「政治・経済・軍事・文化」だと認識した上で、富国強兵の道を選択し、国際社会に躍り出たのです。しかし、昭和の敗戦により、日本はGHQから「軍事・文化」という国の骨格を排除した憲法を与えられ、それ...
【詳報】 第10回 会員の集い シンポジウム「北朝鮮危機 日本よ目を醒ませ」
会員の集い/平成29年11月23日/ホテルニューオータニ 鶴の間 日清・日露戦争を持ち出すまでもなく、朝鮮半島の動静は日本の命運を握り続けてきた。 それなのに、核開発とミサイル発射の暴走を繰り返す金正恩・北朝鮮に対して、一部マスコミと論者は能天気にも「核の限定容認論」を唱える。 日本は“砂漠の駝鳥”になってしまったか。 「アメリカ・ファースト」をいう米大統領、間隙を縫ってトランプに...