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「日本再生に改憲必要」 国家基本問題研が討議
民間シンクタンクの国家基本問題研究所は3日、都内で開かれた月例研究会で憲法改正問題について討議し、日本をまともな国家に再生させるためには憲法改正が必要だとして活発な議論が行われた。 冒頭、櫻井よしこ理事長が「日本を取りまく国々にはまさに地殻変動というべき状況が起きているが、わが国だけは非常に心もとない状況が続いている。全ての法律・条例・政令そして価値観の根拠となっている憲法を変えねば、わが国...
感情的反発に傾くNHKのオスプレイ報道 櫻井よしこ
感情的反発に傾くNHKのオスプレイ報道 櫻井よしこ 7月23日月曜日のNHK『ニュースウオッチ9』(以下、「9」)の米軍の新型輸送機オスプレイ報道はひどい内容だった。キャスターの大越健介氏の報道人としての見識を疑い、「9」そのものが、報道番組であることをやめてNHKの主張を展開する場へと変質したのではないかと感じた。 「9」の報道は、午前5時すぎの海上でオスプレイ積載の貨物...
野田首相は信ずる政策の実現に向け輿石幹事長を即刻更迭すべきだ 櫻井よしこ
野田首相は信ずる政策の実現に向け輿石幹事長を即刻更迭すべきだ 櫻井よしこ 民主党幹事長の輿石東氏が原発再稼働問題に関連して、菅直人前首相に日本のエネルギー政策の提言を取りまとめるよう要請したというベタ記事が7月18日の「産経新聞」に出ていた。驚きを通り越してあきれてしまう人事である。幹事長としての輿石氏の考えを疑わざるを得ない。 幹事長は党首・首相を全力で支える立場にあ...
実は日本はレアアース大国だった 櫻井よしこ
実は日本はレアアース大国だった 櫻井よしこ 本州から1800キロ、わが国の最東端に位置する南鳥島の排他的経済水域(EEZ)の海底で、膨大な量のレアアースを含む泥(希土泥)が見つかった。レアアースの濃度が1000ppmから1500ppmという非常に高品質な泥で、濃度が400ppmの水準にとどまる中国の鉱床より数倍、良質であることも判明した。発見したのは東大大学院工学系研究科加藤泰浩教授の...
尖閣諸島に一刻も早く日本人を常駐させる方策を 櫻井よしこ
尖閣諸島に一刻も早く日本人を常駐させる方策を 櫻井よしこ 民主党の前原誠司氏に、野田佳彦首相を一言で表現すれば、と尋ねた。 氏は一瞬考え「鈍です」と答えた。少し間を置いて、「でも、ぶれません」と加えた。 実によく言い当てている。ぶれないのは首相の長所である。しかし鈍はぶれない美徳をも疑わしめるときがある。言から実行まで時間がかかり過ぎて節を曲げたかと疑われるからだ。 鈍ではま...
焼身自殺をテロと呼ぶ中国の狂気 櫻井よしこ
焼身自殺をテロと呼ぶ中国の狂気 櫻井よしこ 7月6日、東京を訪れたチベット亡命政府外相、デキ・チョヤン氏は意気軒昻だった。彼女と会うのは昨年9月、インド北部のダラムサラでの会談以来、2度目である。その少し前の8月、ダライ・ラマ法王14世が政治から引退し、政治は全て、ロブサン・センゲ首相以下、チョヤン外相を含めて40代前半の閣僚が大半を占める若い政府に引き継がれた。 チョヤン外...
今年も庭に姿を見せてくれた生き物に里山の夢を重ね楽しむ 櫻井よしこ
今年も庭に姿を見せてくれた生き物に里山の夢を重ね楽しむ 櫻井よしこ 年ごとに、里山への憧れが強くなる。南向きの山裾の民家に住み暮らして、湧き水を引いて煮炊きをし、喉を潤す。湧き水が山の斜面を小さな流れとなって走るところには芹や山葵を植えて、収穫する。山葵の葉のおひたしは、格別の味だ。 家の中には必ず囲炉裏を作り、裏山で拾い集めた薪で暖を取る。恵みの源である山は大事に手入れ...
課題解決へ邁進の好機 櫻井よしこ
課題解決へ邁進の好機 櫻井よしこ 小沢一郎氏の勢力、49人の離党こそ野田佳彦首相にとって大きなチャンスである。民主党は従来よりもはるかに合理的な政策運営が可能となり、首相にとって、自分の信ずる基本路線を邁進(まいしん)する好機である。 決められない政治を脱却し、これまで積み残されてきた多くの課題を一つずつ、果敢に片づけていくことによってのみ、閉ざされたかに見える政局の...
後悔しても反省しない中国人 櫻井よしこ
後悔しても反省しない中国人 櫻井よしこ 過日、常磐線の「スーパーひたち」に乗るために上野駅に向かった。13時発の列車を待っていると、「大変ご迷惑をおかけします。大変申し訳ありません」という放送があった。人身事故発生で電車の到着が大幅に遅れ、折り返し運転も同様に遅れるという説明だった。 詳しい事情はわからないにしても、本当に気の毒だ。ホームにいたかなりの数の人々は皆、こうした事...
「決められる政治」を実践した野田佳彦首相を私は評価する 櫻井よしこ
「決められる政治」を実践した野田佳彦首相を私は評価する 櫻井よしこ 野田佳彦首相はよくやった。「政治生命を懸ける」と繰り返した社会保障・税一体改革関連法案を6月26日、衆議院で可決させた。これで消費税は2014年4月から8%に、15年10月から10%に上がり、その段階で税収は約10兆円増えると予測される。 民主党内から57人が反対し、16人が欠席・棄権したが、与野党合わせて363...
差し押さえで対北送金の闇暴け 西岡力
差し押さえで対北送金の闇暴け 東京基督教大学教授・西岡力 この6月27日、朝鮮総連中央本部の土地と建物を、日本政府機関である整理回収機構(RCC)が差し押さえることを可能にする決定を最高裁が下した。約20年間にわたり、総連が多額の不法送金をしていると告発してきた専門家の一人として、感慨が深い。 ≪対総連融資627億円の行方≫ 経緯をおさらいしておきたい。総連は...
独の二の舞か『太陽光発電』買取制度 櫻井よしこ
独の二の舞か『太陽光発電』買取制度 櫻井よしこ 鳩山由紀夫・菅直人両政権が残したものは混乱と実害ばかりだった。日本と日本国民はこれからも長く、その被害を蒙り続けかねない。そのひとつが、7月から始まる再生可能エネルギーの全量固定価格買取制度(Feed-in Tariff=FIT)である。 FITは、太陽光、地熱、風力、バイオマスなどによる再生可能エネルギー由来の発電量全量を、最...
民主党は解党的出直しし信問え 遠藤浩一
民主党は解党的出直しし信問え 拓殖大学大学院教授・遠藤浩一 「自党内の不統一をそのままにして、このままずるずると連立政権を続けることはかえって他の与党に対し無責任な態度とも言える。私はいろいろ考えたすえ結局、総辞職の腹をきめ、…総理に総辞職の決意をうながした」 ≪西尾末広と輿石氏の違いよ≫ これは輿石東民主党幹事長の発言でない。64年前の片山哲内閣で官房長官を務め、...
楽観論が通用しない北方領土 問題の核心は4島の帰属にある 櫻井よしこ
楽観論が通用しない北方領土 問題の核心は4島の帰属にある 櫻井よしこ 野田佳彦首相は20ヵ国・地域首脳会議(G20)で訪れたメキシコのロスカボスでプーチン・ロシア大統領と会談した。プーチン氏の直面する課題は将来にわたるロシア経済の基盤強化である。そのために日本の経済協力が欠かせない。 日本の最大の課題は北方4島の返還である。今日まで続く島の不法占拠を、1993年10月の日...
福島で世論に迎合する民主党 櫻井よしこ
福島で世論に迎合する民主党 櫻井よしこ 週末、福島県郡山市で、小中学生の子供をもつお父さんやお母さん方約180人と「放射能」について語り合う会に行ってきた。主催はNPO法人ハッピーロードネット(HRN)である。会場の県農業総合センターは東京ドーム12個分の広々とした敷地にあった。高い天井にも、床にも、県産欅(けやき)の木材をふんだんに用い、壁の殆どがガラス面の建物は周囲の田畑や山々の瑞...
消費税上げから日本は再出発だ 田久保忠衛
消費税上げから日本は再出発だ 杏林大学名誉教授・田久保忠衛 ひところ日本の論壇では米国「衰退」論が盛んだった。結局、「相対的な衰退」に落ち着いたようだが、国力で米国を追い上げている中国、それにロシアも国内に相当の問題を抱えているらしい。それよりも、民主党が政権をとってからこの方、日本は「沈没」するのではないかとの感じを共有する人々は少なくないだろう。断じて許せないことだが、政...
憲法で対立さらすおそまつ与党 西修
憲法で対立さらすおそまつ与党 駒沢大学名誉教授・西修 国会が延長されたのに伴い、衆参両院で開かれている憲法審査会も続行されそうだ。各憲法審査会は実質審議に入っているが、全体を通じてインパクトのないこと甚だしい。最大の理由は、政権与党たる民主党に十分な意識と準備が欠如していることに起因する。 ≪要点欠落の民主『憲法提言』≫ 同党が依拠する文書は、平成17年に取りまと...
「死に至る病」中国の構造的腐敗 平川祐弘
「死に至る病」中国の構造的腐敗 比較文化史家、東京大学名誉教授・平川祐弘 天安門事件の後、私は北京で教えながら同時に学生となって中国語を勉強した。妻のクラスでは留学生の投票で妻が年長者ゆえか優秀学生に選ばれた。すると先生方は隣のクラスで私が落選しては面子(めんつ)にかかわる、当人はその同じ大学で日本語を教える外国人教授でもある、と心配したらしい。 ≪天安門事件後の北京で教える≫...
異質の価値観で生き残ろうとするロシア、中国との闘いは先鋭化 櫻井よしこ
異質の価値観で生き残ろうとするロシア、中国との闘いは先鋭化 櫻井よしこ プーチン・ロシア大統領の内外にわたる強気政策は将来展望が見えない。 同大統領は5月18日にキャンプデービッドで行われた主要国首脳会議(G8)を欠席した。組閣で忙しいとの理由だったが、真の理由は米国主導で配備が進むミサイル防衛網(MD)への反発だとみられている。 MDについて、5月22日に北大西洋条約...
月例研究会「日本とインドいま結ばれる民主主義国家」動画配信開始
平成24年6月4日(月)JA共済ビルにて、 「日本とインドいま結ばれる民主主義国家 ~アジア太平洋の安全と安定のために~」と題し月例研究会を開催しました。 皆様是非ご覧ください。 ...
日印で微妙に異なる対米対露観 櫻井よしこ
日印で微妙に異なる対米対露観 櫻井よしこ 6月3日と4日、シンクタンク「国家基本問題研究所」(国基研)とインドの「ビベカナンダ国際財団」の間で交わされた日印協力の討論では、「アジアの協調」(Asian Concert)の重要性が強調された。他方、アジア協調の大きな枠組みについて、日印間の微妙な認識の相違も明らかになった。端的に言えば、米国とロシアの位置づけである。対中抑止の大戦略...
寬仁さまが語られた『天皇と皇室典範』論 櫻井よしこ
寬仁さまが語られた『天皇と皇室典範』論 櫻井よしこ 三笠宮寬仁(みかさのみや・ともひと)親王殿下が6日、薨去(こうきょ)された。気概ある方だったと思う。 2006年に私は『皇室と日本人』という本を、寬仁さまと共著の形で出版させていただいたが、同書はその前年の殿下との対談を反映させたものだ。対談の焦点は、当時、小泉純一郎内閣の下で有識者会議が女系天皇容認を既定方針として...
日印協力を妨げる日本の憲法体制 櫻井よしこ
日印協力を妨げる日本の憲法体制 櫻井よしこ 6月3日から丸2日間、シンクタンク「国家基本問題研究所」(国基研)とインドの「ビベカナンダ国際財団」(VIF)による「日本とインド、いま結ばれる民主主義国家―アジア太平洋の安全と安定のために」と題した共同研究で討議を行った。2日目の公開セミナーは有料だったが、椅子が追加されるほど盛況だった。 日印協力への関心の高さは、中国への対策...
中国の目は既に太平洋の彼方に 平松茂雄
中国の目は既に太平洋の彼方に 中国軍事専門家・平松茂雄 北大西洋条約機構(NATO)側の呼称で「バックファイアC」といえば、ロシアの長距離爆撃機Tu-22M3のことである。その生産ラインの中国への売却が、長期にわたる商談を経て、15億ドルの価格で決まったようだ。同爆撃機は、中国では「轟-10」(H-10)と呼ばれる。2年前の5月、米議会の政策諮問機関、「米中経済安保調査委員...
中国のスパイ活動は巧みで包括的 急務の法整備と危機意識の覚醒 櫻井よしこ
中国のスパイ活動は巧みで包括的 急務の法整備と危機意識の覚醒 櫻井よしこ 諜報活動をしていた疑いのある在日中国大使館の一等書記官(45歳)に警視庁公安部が出頭を要請したが、同氏はすでに出国していたことが報じられた。「朝日新聞」は5月30日の朝刊で一等書記官を「李春光」と特定した。 出頭要請の表向きの理由は外国人登録証の不正使用である。李書記官は身分を偽って2008年に葛飾区役...
消費税増税の「食い逃げ」許すな 屋山太郎
消費税増税の「食い逃げ」許すな 評論家・屋山太郎 民主党の野田佳彦首相は、「政治生命をかけた」という「税と社会保障の一体改革」を推し進めるため、与野党協議の支障となる5閣僚を代える改造を断行した。首相はこれで、自民党との協調路線へ突っ走り、会期を延長しても今国会中に「一体改革」法案を成立させたい意向のようだ。 ≪小沢氏との会談で踏ん切り≫ 輿石東党幹事長を交えた、野田首相と...
日印シンポジウム 「日本とインドいま結ばれる民主主義国家~アジア太平洋の安全と安定のために~」 開催
平成24年6月4日(月)JA共済ビル カンファレンスホールにて、シンポジウム「日本とインドいま結ばれる民主主義国家~アジア太平洋の安全と安定のために~」を開催しました。 詳報は後日掲載致します。...
いまは見かけなくなった日本の厳しい父親の愛の表現 櫻井よしこ
いまは見かけなくなった日本の厳しい父親の愛の表現 櫻井よしこ 畏友、春山満氏と二人の若者による『若者よ、だまされるな!』(週刊住宅新聞社)から、日本人を変える強い力が生まれる気がする。 春山氏は58歳、ハンディネットワークインターナショナルのオーナー経営者だ。24歳で進行性筋ジストロフィーを発症、首から下の運動機能を失ったが、氏は決して後ろを振り向かない。失ったものを嘆かない...
対中柔軟外交に見るベトナムの強さ 櫻井よしこ
対中柔軟外交に見るベトナムの強さ 櫻井よしこ かつての敵、米国とベトナムが、互いにとっての眼前の脅威である中国と、細心の注意を払いながら如何にバランスをとっていくかを探っている。そんな印象を、過日訪れたベトナムの首都ハノイで抱いた。 国家基本問題研究所(国基研)の代表団団長としてベトナムを訪れ、ベトナム外交学院及び社会科学院中国研究所等との意見交換での焦点は、中国問題だった。 い...
国民の力で全離島を守り日本国の領有を示そう 櫻井よしこ
国民の力で全離島を守り日本国の領有を示そう 櫻井よしこ 民主党体制は機能を停止したかに見えるが、野田佳彦首相は闘い続け、頑張っている。5 月12日、日中韓首脳会談のために首相が北京入りすると、温家宝中国首相側から、少人数による日中2国間会談をまず行いたいとの意向が伝えられたと、政府関係者が語る。 翌13日の野田・温会談では、温首相が迫った。論点は、(1)日本で開催される世...
コメ例外扱いは世界の非常識だ 屋山太郎
コメ例外扱いは世界の非常識だ 評論家・屋山太郎 野田佳彦首相が参加の意向を表明していた、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)をめぐる交渉の年内合意が、難しくなりそうだという。日本の交渉参加については、米国などは消極的で、オーストラリア、ニュージーランドも未(いま)だに歓迎していない。 交渉日程が遅れているのは、参加9カ国の利害が錯綜(さくそう)しているためだが、日本に関して...
程中国大使、許し難い内政干渉 櫻井よしこ
程中国大使、許し難い内政干渉 櫻井よしこ 私の手元にとんでもない手紙の写しがある。日本の国会議員多数に東京都港区元麻布の中華人民共和国大使館から送られたA4用紙5枚のワープロ打ちの手紙である。 この5月8日付の程永華大使の手紙には、チベットとウイグルに関して多くの事実に反する事柄が書かれている。折しも日中韓首脳会談で北京を訪れた野田佳彦首相に対する温家宝首相の発言と合わせてみると、...
書籍 「日本とインド いま結ばれる民主主義国家」文藝春秋より発売
櫻井よしこ 国家基本問題研究所編の「日本とインド いま結ばれる民主主義国家」 文藝春秋社より出版されました。定価(本体1,600円+税) 皆様是非ご覧ください。 日本とインド いま結ばれる民主主義国家 出版社 株式会社文藝春秋 代表:03-3265-1211 ...
グローバル化の危険性に備えよ 平川祐弘
グローバル化の危険性に備えよ 比較文化史家、東京大学名誉教授・平川祐弘 不可避的に進行するグローバリゼーションに伴う危険について考えたい。グローバリゼーション、globalizationのglobeとは何か。敗戦直後、新宿に映画館地球座ができて私は何度も名画を見に行った。地球座とはロンドンに16世紀末年にできたグローブ座をまねた名で、シェイクスピアの芝居は400年前、そのGlob...
中国の脅威を前にTPP推進で経済基盤の健全化を図るベトナム 櫻井よしこ
中国の脅威を前にTPP推進で経済基盤の健全化を図るベトナム 櫻井よしこ シンクタンク「国家基本問題研究所」代表団の団長として、11年ぶりにベトナムを訪れた。30度台後半の気温と高い湿度で少々疲れたが、興味深い現象を見てきた。 首都ハノイは以前にもまして二輪車の洪水だった。信号待ちのバイクは言葉の正確な意味で無数であり、いまにもレースが始まるかのような雰囲気だ。二輪車の多くが「ホ...
伊東寛元陸自システム防護隊長と意見交換
ラックホールディングス社の伊東寛・サイバーセキュリティ研究所所長と5月18日、国会基本問題研究所で「サイバー防衛」について語り、意見交換をおこないました。 ...
『報道されない沖縄』」が描く真実 櫻井よしこ
『報道されない沖縄』」が描く真実 櫻井よしこ 今年2月3日の「琉球新報」に、およそ誰もが驚く発言が掲載されていた。沖縄と本土の関係の理不尽と不条理の根深さを象徴するような沖縄経済界の重鎮の言葉だった。沖縄最大の建設会社、國場組元会長の國場幸一郎氏が「沖縄にとって中国は親戚で日本は友人。親戚関係をもっと深めたい」と語っていたのだ。 日本国民でありながら日本は友人にすぎず、中国は親...
いま求められるのは「脱小沢」だ 遠藤浩一
いま求められるのは「脱小沢」だ 拓殖大学大学院教授・遠藤浩一 「部下は十七歳から三十歳までは軍隊で訓練し、その後は兵役を免除されるべきだ。その年齢を過ぎると、人は従順でなくなり、服従したがらなくなるからだ」(マキアヴェリ『断想』) ≪多くの政治家が離れていった≫ この20年間、民主党元代表、小沢一郎氏の周辺に屯(たむろ)する政治家がつぎつぎと入れ替わるのを見るたびに、マ...
闇に消える「尖閣衝突」法的処理 渡辺利夫
闇に消える「尖閣衝突」法的処理 拓殖大学総長・学長 渡辺利夫 国家主権侵犯への無関心は不道徳である。一昨年9月に尖閣諸島海域で発生した中国漁船衝突事件は日本人を驚愕(きょうがく)させた。だが、この事件の法的処理がどういう経緯をもって現在に至っているのか、この点についての関心を日本人は失ってしまったかにみえる。 ≪主権問題での不誠実は重大≫ 日本の領海内で海上保安庁の2隻...
故・趙紫陽総書記の政策立案者 呉国光氏が予測する中国の未来 櫻井よしこ
故・趙紫陽総書記の政策立案者 呉国光氏が予測する中国の未来 櫻井よしこ 中国はこれから先、どうなるのか。成長を続ける経済と過去四半世紀続く異常な軍拡を背景に、他国の領土領海への野心を当然の権利のように突きつける中国共産党がこのまま、大国として存続するのか、どこかで挫折するのか、挫折ならどんな形で起きるのか、アジアと世界への影響はどの程度なのかなど、中国の未来展望はすべての国々にと...

