h0330の記事一覧
マーク・シンクレア次期駐日ニュージーランド大使と意見交換
平成24年5月11日(金)研究所会議室にて、マーク・シンクレア次期駐日ニュージーランド大使と「日本のTPP参加」について意見交換をおこないました。 ...
TPP 大国の責任を 櫻井よしこ
TPP 大国の責任を 櫻井よしこ 3年ぶりの、また民主党政権下では初の日米首脳会談で、野田佳彦首相は環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に関して、一日も早くルールづくりの交渉に参加すべきところを、決断できず後退した。日本の国力を高め、アジア太平洋諸国に大きく貢献できる枠組みが眼前で作られつつあるにも拘(かか)わらず、なぜ踏み込まないのか。この期に及んでの優柔不断...
なぜ尖閣諸島を東京都が購入する考えに至ったのか 櫻井よしこ
なぜ尖閣諸島を東京都が購入する考えに至ったのか 櫻井よしこ 尖閣諸島を東京都が購入する。石原慎太郎知事が4月16日、訪問先の米国のシンクタンク「ヘリテージ財団」での講演で表明した。知事は「日本の国土を守るために島を取得するのに何か文句ありますか」と笑顔を見せた。 石原知事の発表を受けて、藤村修官房長官は「必要ならそういう(国有化の)発想で前に進めることもあり得る...
現実離れの「ごっこ的」解釈排せ 西修
現実離れの「ごっこ的」解釈排せ 駒沢大学名誉教授・西修 私が大学に入ったのは、60年安保の年である。構内には、「安保反対」のデモの列が渦巻き、日米安全保障条約の改定はわが国を戦争に巻き込み、平和憲法に違反するという雰囲気がみなぎっていた。私にとって、憲法の研究へと向かう最初の契機となった。 ≪国の安全と秩序正面に据えず≫ 大学院に進み、本格的に憲法の勉学に勤...
小沢氏よ「無罪」を引退の花道に 屋山太郎
小沢氏よ「無罪」を引退の花道に 評論家・屋山太郎 小沢一郎元民主党代表の政治資金規正法違反の裁判で、無罪判決が出た。無罪になったからといって、私の小沢氏に対する評価は全く変わらない。自分に都合の悪いことは黙る、相手がひるむと恫喝(どうかつ)するという小沢氏の流儀は、日本の政治を担う指導者の、あるべき手法とはかけ離れている。 ≪不動産買いあさりは師譲りか≫ 誰もが不審に思う一...
佐々山拓也外務省南東アジア第一課長と意見交換
平成24年4月27日(金)研究所会議室にて、佐々山拓也外務省南東アジア第一課長及び下西潔外務事務官と「ベトナム情勢」について意見交換をおこないました。 ...
庄司智孝防衛研究所研究員と意見交換
平成24年4月27日(金)研究所会議室にて、庄司智孝防衛研究所研究員と「ベトナムの対中姿勢」について意見交換をおこないました。 ...
官邸でヒアリング『女性宮家』への私の問題意識 櫻井よしこ
官邸でヒアリング『女性宮家』への私の問題意識 櫻井よしこ 野田佳彦首相が「緊急を要する」として設けた「皇室制度に関する有識者ヒアリング」に4月10日、出席した。焦点は再浮上した「女性宮家」の創設である。 女性宮家創設はそもそも2005年、小泉純一郎政権時、福田康夫氏主導の有識者会議の最終報告で女系天皇容認と一体の形で提起したことに始まる。皇室の歴史を180度変えることになるこの女...
韓国総選挙は与党勝利でも不安が残る対北朝鮮政策 櫻井よしこ
韓国総選挙は与党勝利でも不安が残る対北朝鮮政策 櫻井よしこ 4月11日、日本と北東アジアに大きな影響を及ぼす韓国総選挙が行われた。事前予想では与党セヌリ党(旧ハンナラ党)が現有議席の一六二議席から二桁台にまで落ちかねず、左翼政党の民主統合党と統合進歩党が躍進するとみられていた。 だが、ふたを開けてみればセヌリ党が300議席中152議席を獲得して単独過半数を維持した。現行議席より10...
政治家91人、中国の人権弾圧に抗議 櫻井よしこ
政治家91人、中国の人権弾圧に抗議 櫻井よしこ チベット亡命政府首相ロブサン・センゲ氏招致委員会の長としてセンゲ首相をお招きし、4月3日、国家基本問題研究所(国基研)主催のシンポジウム「アジアの自由と民主化のうねり 日本は何をなすべきか」を開催した。シンポジウムは第1部でセンゲ首相がチベット問題を、第2部で世界ウイグル会議事務総長のドルクン・エイサ氏、モンゴル自由連盟党幹事長のオル...
国会議員91人が中国に要求したチベット人への人権弾圧の停止 櫻井よしこ
国会議員91人が中国に要求したチベット人への人権弾圧の停止 櫻井よしこ 2012年4月4日は日本国にとって記念すべき日になるだろう。初めて、日本の国会議員が超党派でチベット亡命政府のロブサン・センゲ首相を招き、チベット問題について聞いたのだ。他の先進諸国の選良たちは長年同問題に関心を持ち実情を理解した上で、中国政府に言うべきことは言ってきた。チベット人に対しては、人...
皇室問題 順序が逆 櫻井よしこ
皇室問題 順序が逆 櫻井よしこ 野田佳彦首相が「緊急を要する」として設けた「皇室制度に関する有識者ヒアリング」に10日、出席した。問いは大別して2点、ご高齢の天皇陛下のご公務をどう捉え、どう支えるか、悠仁さま成人の頃には女性皇族が結婚で民間人となり、宮家がなくなる可能性もある中で、婚姻後の女性皇族をどう位置づけるかである。 たしかに天皇陛下のご公務は膨大で、ご負担は大きい...
スー・チー氏圧勝で加速する中国の後退 櫻井よしこ
スー・チー氏圧勝で加速する中国の後退 櫻井よしこ 4月1日に行われたミャンマー議会の補選で、アウン・サン・スー・チー氏が率いる野党の国民民主連盟(NLD)が圧勝した。今回の選挙は国会定数664議席中43の改選議席を争ったもので、NLDが圧勝したとしても、その議席は全体の1割にも満たない。全議席の4分の1が軍人への割り当てで、与党の連邦団結発展党と合わせると軍出身者が議席...
再び言う総連5人組に禁足令を 西岡力
再び言う総連5人組に禁足令を 東京基督教大学教授・西岡力 今年は、北朝鮮の独裁者、故金正日氏が拉致を認めて、5人の被害者を返してから10年。この間、拉致問題には、5人の家族の帰国以外、全く進展がない。後継の金正恩・新体制も、問題は解決済みという従来の立場を崩さず、「もう存在もせず、においもしない拉致問題」(1月3日の朝鮮中央通信)などと開き直っている。 ≪なぜ拉...
憲法と現実との「乖離」甚だしく 田久保忠衛
憲法と現実との「乖離」甚だしく 杏林大学名誉教授・田久保忠衛 立場が右であるか左であるかなど問題ではない。日本の政治、経済、教育、防衛、外交全般に言い知れぬ不安を感じない日本人はいるだろうか。胸騒ぎの原因を政治家やマスメディアのせいにして憂さ晴らしをする時期は、もう過ぎてしまったと思う。戦後日本が内外に問題を抱えて身動きできなくなっているとしか考えられない。60年余にわたり国家の...
中国こそ“中東の春”を弾圧し核兵器を拡散させている元凶 櫻井よしこ
中国こそ“中東の春”を弾圧し核兵器を拡散させている元凶 櫻井よしこ 第2回核安全保障サミット出席のためソウルを訪れたオバマ大統領は3月26日、韓国外国語大学校で講演し北朝鮮の金正恩氏に直接語りかけた。 「核兵器の開発は北朝鮮のさらなる孤立と強い制裁を招くだけ」「挑発で見返りを求められる時代は終わった」。こう釘を刺して、「米国は北朝鮮の指導部に敵意は抱いていない」と述べ、「人工衛星...
アジア母子福祉協会常務理事寺井融氏と意見交換
平成24年4月6日(金)研究所会議室にて、アジア母子福祉協会常務理事寺井融氏と「ミャンマー情勢」について意見交換をおこないました。 ...
日本の停滞を憲法改正で立て直せ 櫻井よしこ
日本の停滞を憲法改正で立て直せ 櫻井よしこ どっちを向いても日本には閉塞感が漂う。しかし、大いなる希望への道筋も見える。多方面の人々と語り合うとき、必ず強調されるのが日本立て直しの必要性である。およそ皆、現状を危機ととらえ、具体的課題への取り組みもさることながら、根本的立て直しが必要だと考えている。この危機意識の深さは、昨年の3・11で日本が受けた被害の大きさと、政府が晒...
チャイナ・ドリームが破れる時 平川祐弘
チャイナ・ドリームが破れる時 比較文化史家、東京大学名誉教授・平川祐弘 米日中の栄枯盛衰について考えたい。敗戦後10年、日本は依然として貧しく、「せめて戦前並みになればいいな」とパリで朝飯抜きの留学生は思っていた。祖国が普請中であることにずっと劣等感を覚えていたのである。ただし、アジアで日本だけが産業化していることは各地の港に寄って渡欧したのでよくわかり、独立を守ってくれた明治の先人...
「村に帰ろう」と村長が呼びかけた福島県川内村、いわなの里を訪れて 櫻井よしこ
「村に帰ろう」と村長が呼びかけた福島県川内村、いわなの里を訪れて 櫻井よしこ 「村に帰ろう」と全村民に呼びかけた福島県川内村の遠藤雄幸村長にお会いしてきた。3月20日の春分の日、郡山駅で待ち合わせると、駅正面の放射線量を示す掲示板には毎時0.423マイクロシーベルトと表示されていた。これは年間3.7ミリシーベルトに相当する。 日本人は自然界から年平均1.4ミリシーベルトの放射...
政治家が国家ビジョンをまず示せ 会員 児玉朗
TPP参加問題にしても原子力の電力利用の是非にしても、そこに横たわっている真の問題は、共に我が国の10年後、50年後の姿を政治家が国民に提示していないため、政官財のそれぞれの立場の人が、今までの既得権益の延長線上で各々論じていることに由る。 日本の失業率,非正規雇用者数および年金受給者数などの数値が右肩上がりの現状をみれば、従前と同じ発想では国を維持できないことは誰がみても明白であり、その破...
チベット首相と語ろう、アジアの未来 櫻井よしこ
チベット首相と語ろう、アジアの未来 櫻井よしこ 中国共産党政権の弾圧下で、チベット人の焼身自殺という痛ましい事件が続いている。 今年2月17日、青海省(アムド)のボンタク僧院で30代の僧、ダムチュ・サンポ氏が焼身の抗議を行った。青海省は元々チベットの国土だった。中国共産党がチベットを併合して分割し、チベット自治区、青海省、四川省などと命名したために、チベット人とはゆかりのない土地のよう...
多大な支援を送ってくれた台湾に非礼で応えた外務省と民主党 櫻井よしこ
多大な支援を送ってくれた台湾に非礼で応えた外務省と民主党 櫻井よしこ 東日本大震災から一年、見えてきたのは日本外交、とりわけ対中外交崩壊の姿である。 外交の目的は国益の実現である。国益とは、日本人が日本の国柄や価値観に基づいた暮らしをすることができるように他国との関係を整え、日本人と日本国が不名誉な立場に立たされたり、生命、財産、領土、領海を奪われたり、権益を失ったり...
がれき処理に政府の指導力発揮を 櫻井よしこ
がれき処理に政府の指導力発揮を 櫻井よしこ 東日本大震災から1年、全国で再生と復興を願ってさまざまな催しが行われた。そのひとつ、3月10日に岩手県滝沢村で開かれた日本青年会議所主催の「復興創造フォーラム2012」の公開討論に参加した。同席したのは細野豪志環境大臣兼原発事故収束・再発防止担当大臣と日本NPOセンター事務局長の田尻佳史氏だった。 復興が進まない背景には幾つもの理由が...
『米中緊張』で求められる日本の自立 櫻井よしこ
『米中緊張』で求められる日本の自立 櫻井よしこ 3月4日、中国全国人民代表大会の李肇星報道官は、2012年の国防予算が前年比11・2%増の2桁の伸び率となり、6,700億元強であると発表した。 円換算で約8兆7,000億と、日本の防衛費、4兆7,000億円を大きく上回る。しかも長年指摘されてきたように中国の実際の軍事予算は公表数字の2倍から3倍である。公表数字には2020年に完...
福島県川内村の未来を切り開く村長の英断と村民の心意気 櫻井よしこ
福島県川内村の未来を切り開く村長の英断と村民の心意気 櫻井よしこ まもなく東日本大震災から1年になる。福島第一原子力発電所から20キロメートルの川内村は、計画的避難区域に指定され役場機能が移転した県内九町村の1つである。村長の遠藤雄幸氏は1月末、9町村の中で初めて全村民に「戻れる人から一緒に村に戻ろう」と呼びかけた。6世帯が応じ、それ以前から村に戻っていた人々を含めると、現在...
恥ずべき国土売却 櫻井よしこ
恥ずべき国土売却 櫻井よしこ 野田政権下で中国政府への日本の国土売却が加速されている。 かねて中国政府は新潟市と名古屋市での領事館建設用地の取得にこだわってきたが、2010年秋の尖閣領海侵犯事件で頓挫した。それが後述する野田政権の方針もあり、まず新潟市中心部の民有地約4500坪が中国政府と売買契約された。新潟県庁から徒歩数分の一等地、土地の名義は株式会社「新潟マイホームセ...
「平成の保守合同」今こそ必要 遠藤浩一
「平成の保守合同」今こそ必要 拓殖大学大学院教授・遠藤浩一 〈3・11大震災〉から1年経(た)った今年は、サンフランシスコ講和条約発効、すなわちわが国の主権回復60周年に当たる。 60年前の講和、保守安定下で 被占領期6年8カ月の日本政治の課題といえば、いうまでもなく、復興と講和だった。とはいえ、焦土の中で国力を回復し国際社会に復帰するのは並大抵のことではなかった。 ...
あらゆる事態の発生に準備せよ 西修
あらゆる事態の発生に準備せよ 駒沢大学名誉教授・西修 東日本大震災への菅直人政権の初動対応の稚拙さは、目を覆うばかりであった。法的側面からみれば、災害対策基本法で想定される「災害緊急事態」が布告されず、「重大緊急事態」に対処するための事項を審議すべき安全保障会議が開かれず、情報が一元化されず指揮命令系統が確立されず、危機管理システムが運用されず、まさに、「されずづくし」だった。...
地域エゴを越えてこそ真の同胞 渡辺利夫
地域エゴを越えてこそ真の同胞 拓殖大学総長・学長 渡辺利夫 戦災時、甲府の街は激しい空襲を受け、私の家族は燃え盛る火の中を逃げ惑いようやくにして生き延びた。火の及ばない山の手の自宅で、炎上する甲府を眼下にしていたある友が、中心部に住まう私どもが凄絶(せいぜつ)の中にいるのに、安全な場所で街の劫火(こうか)を眺めているしかない自分がひどく罪深い存在だと思わされた、とある酒席で語っていた...
中国が北朝鮮に緊急支援 裏で進む日本への脅威拡大 櫻井よしこ
中国が北朝鮮に緊急支援 裏で進む日本への脅威拡大 櫻井よしこ 金正日後の北朝鮮をいかに統治していくかが、韓国のみならず日本にとってきわめて重大な問題であるのは、いまさら指摘するまでもない。事情は中国、米国、ロシアにとっても同様だ。 中国は北朝鮮に韓国や日米両国の影響が及ぶのを阻止したい、いわんや北朝鮮が韓国主導で統一される事態は中朝国境まで米国の影響が及ぶことを意味するた...
中国の軍事戦略と一体のGPS 平松茂雄
中国の軍事戦略と一体のGPS 中国軍事専門家・平松茂雄 10年以上も前の2000年10月末と同年12月下旬、そして03年5月下旬の3回にわたり、中国が全地球航法測位衛星「北斗」を打ち上げ、予定の軌道に乗せた。 ≪「北斗」システム着々と向上≫ これらは衛星から発する電波で受信機の位置を確定するナビゲーション・システムの構築を目指したものである。システム自体は米国が開発し、多...
原発事故克服に専門家を活用せよ 櫻井よしこ
原発事故克服に専門家を活用せよ 櫻井よしこ 間もなく東日本大震災から1年、1000年に一度の大災害から私たちは学び得るか。1万9千人に上る死者・行方不明者の犠牲を無にすることなく日本の復興につなげ得るか。 それへの答えにつながる資料が手元にある。1968年から69年にかけて女川原子力発電所の敷地の高さを決定するために開かれた東北電力の会議録だ。 3・11の大震災で、女川原発は...
羽仁五郎もてはやしたあの時代 平川祐弘
羽仁五郎もてはやしたあの時代 比較文化史家、東京大学名誉教授・平川祐弘 納戸に姉が昭和15年頃に買った本が残っていた。YWCAの専攻科を出て地方へ嫁いだ姉は、私に「軍の学校へ行け」と励ましたくらいだから普通の日本女性だ。それなのに、羽仁五郎、三木清、河合栄治郎なども買い求めたのは、思想の如何(いかん)を問わず人気学者の本は戦時下でも売れた証拠で、ナチス・ドイツや共産国に比べてわが国...
なんでも反対ではなくなりつつある沖縄県民の意識変化を示した市長選 櫻井よしこ
なんでも反対ではなくなりつつある沖縄県民の意識変化を示した市長選 櫻井よしこ 沖縄の危うさを感じたのが2月12日投開票の宜野湾市長選挙だった。普天間飛行場が立地する同市は年来、反米反基地闘争の要の地でもあった。闘争の先頭に立ってきたのが、市長選の最有力候補と見られていた伊波洋一氏(60歳)である。 氏は宜野湾市役所の職員を22年間勤めたあと、沖縄県議、宜野湾市長となった...
橋下氏の突破力は小沢氏の対極 屋山太郎
橋下氏の突破力は小沢氏の対極 評論家・屋山太郎 橋下旋風が勢いを増している。関西の地方現象とみたり単なるポピュリズム(大衆迎合主義)と評したりする向きもあるが、本物の政治家が誕生したと私はみる。 ◆着手点、着眼点とも正攻法 橋下徹氏は、2008年に大阪府知事として出発したときから着手、着眼点が正攻法だった。知事は選挙で選ばれた政治家で、職員は政治家の方針を実行するのが役割だ...

