公益財団法人 国家基本問題研究所
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役員論文

h0330の記事一覧

自由と民主主義の価値観を共有する台湾の運命は日本の運命と重なる 櫻井よしこ  台湾が国家として現状維持を貫けるのか、それとも中国の一部となるのかは、台湾のみならず、日本を含むアジア全体の運命にかかわってくる。6月初旬にシンガポールで開催されたアジア安全保障会議でも、焦点の一つが台湾問題だった。 記者会見でのゲーツ国防長官に対する質問のほとんどが、強大化する中国の軍事的脅威に、とり...

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日の丸を日の沈む象徴にするな 比較文化史家・東京大学名誉教授 平川祐弘  小鳥でさへも巣は戀し、  まして青空、わが國よ、  うまれの里の波羅葦増雲(パライソウ)。  19世紀南仏の詩人オーバネルは「青い空の私の故国は楽園だ」と歌った。その郷土賛歌を、上田敏は南蛮時代に伝わったキリシタンの語彙「波羅葦増雲」を借りて、異国趣味の日本語芸術作品に仕立てた。パライソウとはポルトガル語でパラ...

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平成23年6月24日に行った月例研究会「放射線被害の虚実」の模様が、6月25日静岡新聞朝刊に掲載されました。       ↑画像をクリックすると大きくなります。...

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アジアに充満する中国脅威論 櫻井よしこ  6月5日までの3日間、シンガポールで開催されたアジア安全保障会議は、アジア、ユーラシアで先鋭化するであろう米中の対立関係を 浮き彫りにした。そこに見えたのは、中国に対する怖れが強い警戒心となって、米国接近を加速するアジア諸国の姿でもあった。 30ヵ 国以上の防衛閣僚らが出席する同会議は英国の国際戦略研究所(IISS)が主催し、そ の時々の世界の軍...

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自民は大臣ポストに釣られるな 遠藤浩一  ≪大連立に乗らなかった吉田茂≫  昭和22年4月25日、新憲法下初の総選挙で社会党が第一党に躍り出ると、西尾末廣書記長の口から「そいつぁえらいこっちゃあ」という一言が漏れた。  社会党に政権担当能力がないことを弁(わきま)えていた西尾は、第二党の自由党を率いる吉田茂に大連立を打診し、「総理大臣は必ずしも第一党でなければならないということはない」と、...

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自国を守る軍備が十分でなく心構えも欠けている日本 櫻井よしこ  6月初旬、シンガポールで開催されたアジア安全保障会議は、アジアで中国対非中国陣営の対立構造がより顕在化し、諸国が軍事的な備え を急速に強化しつつあることを明らかにした。 6月4日、同会議でゲーツ米国防長官が行った演説は、力を誇示する中国を念 頭に、米国は太平洋国家であり、これからもそうであり続けるとの強い意思を示すものだった。 ...

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国産クインスで原発事故収束を 櫻井よしこ  6月7日、千葉工業大学で災害救助支援ロボット「Quince(クインス)」の東京電力への貸与式が行われた。原発事故処理に、日本製ロボットが 初めて投入されるのだ。 千葉工大が無償貸与するクインスは重さ27キロ、長さ66メートル、幅48センチの自立走行型ロボットだ。瓦礫の山の上を走る能力は世界一、70 度傾いて も倒れないと評価されている。9日には同...

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平成23年6月17日(金)研究所会議室にて、パトリック・クローニン新アメリカ安全保障センター(CNAS)上級顧問と意見交換を行いました。クローニン氏はオバマ米政権の対中認識について、「当初は楽観的だったが、2010年に悲観論が広がった。2011年には現実主義的になった」と説明し、同政権は米中協力を基本としつつ、将来の対立に備えるヘッジ政策を同時に進めるだろうと語りました。また、米中経済関係が緊密な...

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現実を見ず、夢に逃げ込む者に国政を任せてはおけない 櫻井よしこ  菅直人政権への内閣不信任決議案提出が取り沙汰されるなかで、6月1日、谷垣禎一自民党総裁と山口那津男公明党代表を相手に党首討論が行われた。 谷垣氏の持ち時間が30分、山口氏はさらに短く、双方、突っ込み不足だった。しかし、討論が、「現在vs未来」の構図で行われたことだけは伝わっ てきた。 東日本大震災から80日が過ぎても、被...

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3月11日を「国民鎮魂の日」に 渡辺利夫  ≪生きて在る意味に頭を垂れる≫  東北地方のどこの町であったか、会社の仕事で上京していたある男性が帰宅の車中で津波に遭遇したものの辛くも生き延び、引き波が収まった頃を見計らい自宅に戻ったところ、家は完全に消失し、父母、妻、2人の子供のいずれもが行方知れず、以来、夜に日を継いで能(あた)う限りを尽くしたのだが、影さえない。テレビに映り出された男性の...

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平成23年6月10日(金)研究所会議室にて、津金昌一郎国立がん研究センター予防研究部長と「放射性物質と発がん」について意見交換を行いました。津金部長は「放射線量100ミリシーベルト(mSv)以上では、線量に応じて発がんリスクが増大するものの、1000 mSv程度までは、喫煙、飲酒、運動不足など生活習慣によるリスク増大と同程度」であり、「100mSv以下ではリスク増大があるかないか不確かで、あるとし...

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責任は政権そのものに 櫻井よしこ   菅直人首相への不信任決議案は、首相ひとりでなく、菅政権そのものに突きつけられたものだ。  去年6月の就任以来、首相は仙谷由人官房長官と二人三脚の菅流政治を実践した。特徴的事柄を時系列で辿(たど)ってみる。  2010年8月10日、日韓併合条約100年の談話で「痛切な反省と心からのお詫(わ)び」を表明した。仙谷氏は植民地支配で「韓国の方々に言わせれば...

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米大統領の要請を拒絶してなお好感を与えたイスラエル首相の演説 櫻井よしこ  指導者の真価は試練のなかでこそ発揮される。国家と指導者にとって国難はテコのようなものだ。能力ある指導者を擁する国は国難を踏み台としてよみ がえり、能力なき指導者の国は国難ゆえに沈没する。 菅直人首相は5月24日、主要国首脳会議出席のためパリに到着、翌夕方には経済協力開発機構(OECD)で演説した。首相は晴れやかな...

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拉致被害者も助けを待っている 東京基督教大学教授・西岡力   ≪民主党は対北追加制裁をせず≫  拉致被害者を救出するための運動は、東日本大震災を受けて活動を停止していた。家族会・救う会は「これまで寄せられた国民の暖かい思いに感謝する立場からも、私たちも国民の1人として被災者のための支援活動に参加させていただきます」との声明を出し、集会や会議などを延期した。  震災から2カ月近く経(た)った...

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首相の出処進退に見る彼我の差 杏林大学名誉教授・田久保忠衛    ≪国家、国民不在の一大茶番劇≫  東日本大震災から3カ月もたとうというのに復興もままならず、いまなお10万人の方々が避難所暮らしをされる中で、蝸牛(かぎゅう)角上の争いを演じて余念のない永田町の人々に対する私の怒りは日々募っている。「国権の最高機関」に属す代議士諸公が演じたのは、詐欺師団の騙(だま)し合いだった。菅直人首相が鳩...

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東京を守るために 石原慎太郎     東日本の大災害によって国民は改めて、我々の国土が危うい構造の上に在るかを知らされた。三つの大プレイトが日本の足元でぶつかりひしめき合い、かつこの国土は北はアラスカから発して日本で分岐し東はマリアナ諸島、西はフィリピンに至る世界最大の火山脈の上にのっかっているのだ。その証しに首都東京のどこを掘っても温泉が出る。  ミッドウェイから西に一千マイルの海底には...

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平成23年6月3日(金)研究所会議室にて、ジム・アワー・バンダービルト大学教授と意見交換を行いました。アワー氏は米海兵隊普天間飛行場の移転問題がこう着状態にあることについて、「事件・事故が起きない限り、現状維持はそれほど悪いことではない。日本の対応に米側の不満がたまり、海兵隊撤退を言い出したら、中国の思うつぼだ」と語りました。     ...

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放射能除去で国土復興を目指せ 櫻井よしこ  福島原発事故で日本は一夜にして、それまでの原子力平和利用の「優等生」から「前科者」になったと山名元(はじむ)教授は語る。京都大学原子炉実験所の山名氏は、大事なことは日本を第二のチェルノブイリにしないこと、端的に言って美しい福島を取り戻すことだと強調する。 自然も人情も日本本来の美しさを保ち、「うつくしま ふくしま」と呼ばれてきた福島が、いまや原発...

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仙谷氏を更迭し新陣容で出直せ 政治評論家・屋山太郎  民主党政治は外交、内政両面にわたり惨憺(さんたん)たるものだ。内閣の支持率は菅直人政権発足直後の60%から20%台まで落ちた。本来なら「解散して信を問え」というべきだろうが、60年ぶりに保守政治が終わってわずか1年3カ月。しかも、初めて政権をとった政党だから、試行錯誤は大目に見ざるを得まい。菅首相が宰相の器でないのは明確だが、ここで首相を代...

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「政争発言」は首相の延命助ける 拓殖大学大学院教授・遠藤浩一   某テレビ番組に出演した復興構想会議議長が、英国のマクドナルド内閣(1931年)などを引き合いに、「かつての日本は政友会・憲政会の二大政党が政争を繰り返したが、偉大な国は、国家的危機に際して挙国一致で対応してきた。日本も政争などしている場合ではない」と託宣して、野党議員から「政治学の講義ではなく、復興会議では具体策について議論し...

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平成23年5月27日(金)研究所会議室にて、服部禎男元電力中央研究所名誉特別顧問と「低線量放射線の健康効果」について意見交換を行いました。服部氏は「国際放射線防護委員会(ICRP)の放射能安全基準はDNAの修復機能を無視している」と批判し、「がんはDNAの異常から発生するが、放射線量率が毎時10 ミリシーベルト(mSv)以下ならDNAは完全修復し、毎時100 mSv(あるいは毎時1000 mSv)...

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富士に復興を見たフランス大使 比較文化史家・東京大学名誉教授 平川祐弘  「日本は民度が高いから、大震災の被災地でも混乱が起きません」とテレビで米国人が言った。米国では天変地異に続き、掠奪(りゃくだつ)が起こるらしい。1978年、「米東部で大雪」という天候の予報に続き「ボルティモアでは消防車輌の出動も難しく、しかじかの地域では掠奪放火が発生するだろう」という暴動の予報が出た。  かねて「風が...

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浜岡停止要請の根拠 櫻井よしこ  5月6日夕方、菅直人首相が突然発表した中部電力浜岡原子力発電所の停止要請は、福島第1原発事故で生じた強い原発忌避の世論に巧みに訴えかける運動家としての面目躍如の決断だった。  メディアには、首相決断を「政治主導」として評価する論調が目立ち、在日韓国系金融機関の元理事から政治献金を受けていたことが判明して辞任直前だった2カ月前の状況が、まるでウソ...

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平成23年5月13日(金)研究所会議室にて、山口建静岡県立静岡がんセンター総長と「放射能流出と健康の関係」について意見交換を行いました。     ...

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 平成23年4月26日(火)全国町村会館 本館にて、「日本は復興する」と題し講演会を開催しました。 皆様是非ご覧ください。...

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 平成23年5月6日(金)研究所会議室にて、松田学たちあがれ日本神奈川県参院選第一支部長と「復興財源」について意見交換を行いました。     ...

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 平成23年5月6日(金)研究所会議室にて、浜崎一成元日本原子力発電副社長と「原発問題」について意見交換を行いました。     ...

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不当に低い制服の地位是正せよ 杏林大学名誉教授・田久保忠衛  ◆米国は同盟の模範演技を見せた  同盟関係はこうあるべきだとの模範演技を米国は示してくれた。誰が命名したか知らないが、「トモダチ作戦」や米兵のワッペン「友」は泣かせるではないか。  海の軍事力の象徴である原子力空母「ロナルド・レーガン」や駆逐艦などが行動を起こしたのは東日本大震災の発生した2日後、自衛隊と呼応して捜索活動、人員、...

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国家再生のために 石原慎太郎    「日本よ!」、と天が呼びかける声が聞こえるような気がする。私たちは今回の東日本大震災をどう受け止めるべきなのだろうか。この出来事を国家覚醒の大きなきっかけとして捉えなければ、この未曽有の犠牲が報いられることはあり得まい。  私は被災地への東京としての協力のために二度東北へ赴いたが、自分の足で踏みこんで眺めた被災現地の状況はまさに地獄絵だった。かつて講...

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枝野氏を代表に民主党若返りを 比較文化史家、東京大学名誉教授・平川祐弘   ◆危機での指導力で石原4選  東日本大震災は「日本国難」と中国の新聞も報じた。テレビで繰り返された津波の物凄(ものすご)さに息を呑(の)んだが、私は福島第1原発の報道に一喜一憂している。一難去ってまた一難という緊張の1カ月が経(た)ち、当初の楽観的予測と違って原子炉は制御不能のままである。  だが、知事選は行われ...

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 平成23年4月22日(金)研究所会議室にて、飯田哲也環境エネルギー政策研究所所長と「3.11後のエネルギー政策」について意見交換を行いました。飯田氏は、原発への依存度を減らし、脱化石燃料と省エネ・節電を進めながら、自然エネルギー中心の電力構成に転換することを提案しました。     ...

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国家と共同体を心に刻みつけた 拓殖大学学長・渡辺利夫   私の上半身にはいくつもの火傷(やけど)の痕がある。大戦時の空襲により真っ赤に燃える甲府の街を恐怖に震え逃げ惑いながら負った火傷である。母の里に避難した後、我(わ)が家のあった辺りに戻った私の目の前に広がっていたのは、2つの地場の百貨店が黒く焼け爛(ただ)れて立っているだけ、他は延々の焼け野原であった。  東日本大震災、津波が黒く巨大な...

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 平成23年4月15日(金)研究所会議室にて、金子熊夫氏と「3.11後の原子力政策とエネルギー安全保障」について意見交換を行いました。     ...

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 コメ農業構造改革で東北再生を 評論家・屋山太郎  菅直人首相は危機管理能力に欠けているといわざるを得ない。首相が心を砕いているのは野党の自民党を加えた“大連立”構想なのだろう。だが、与野党とも統一地方選の終了を待って対応を決めようとしているようだ。20万人近くが避難、仮住まいをしているのに、この先まだ時間を空費しようというのか。独断でもいいから、東日本大震災地帯はこうして復興するという「菅直人...

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政権による政治的人災 櫻井よしこ  事故発生からひと月が過ぎて、原発は制御に向かうかわりに、チェルノブイリと同じ「レベル7」という最悪の評価を下されるに至った。菅直人首相の下、政府は、スリーマイル島原発の事故と同じレベル5にとどまるとの見方から「最悪」事態の認識へと後退を迫られた。  被災地の住民避難も、同心円的に20キロ圏から一律避難させる方針をやめ、風向き、地形、放射線量によって危険地域を特...

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菅氏では国民はもう頑張れない 拓殖大学大学院教授 遠藤 浩一   岩手県陸前高田市を訪問した菅直人首相は「少し長い戦いになるが、政府も最後の最後まで一緒になって頑張るので、皆さんも頑張ってほしい」と、被災者を激励したという。  この発言自体はごく当たり前のことで、異とするものではない。しかし菅氏の口から「長い戦いになる」だの「最後の最後まで一緒に頑張る」だのと言われると、違和感―いや、むしろ...

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戦後体制から脱皮し国家再興を 杏林大学名誉教授 田久保 忠衛    国家存亡の危機に際して物を言うのは、軍事力を中心とした「ハードパワー」であって、文化、芸術など国の魅力を売り物にした「ソフトパワー」などではない。東日本大震災はこの冷厳な事実を改めて突きつけたが、菅直人首相にどれだけわかっているか、甚だ疑問である。  首相は3月20日の防衛大学校卒業式での訓示で「孤立した人々を救い...

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新予算で「廃墟」から立ち上がれ 評論家・屋山太郎   ≪震災を再起の契機と考えよう≫  東日本大震災の惨状には胸をふさがれる思いだ。少年の時、米軍機に家を焼かれ、焼け野原の東京に取り残された時代をまざまざと思い出した。何もかも失い、家族とともに、悲嘆の涙に暮れたが、「やり直すしかない」という父親の一言で一同我に返った。いま、大震災に遭われた方々に「みんなでやり直そう」と、心から呼びかけたい。...

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 中華帝国維持に耐えられるのか 拓殖大学学長・渡辺利夫   ◆漢族王朝の興亡は壮大な神話  日本人は中国についてある壮大な「神話」に呪縛されているのではないか。ユーラシア大陸の広大な国土の上に巨大な漢族社会が形成され、ここを舞台に幾多の王朝が盛衰し悠久の歴史が紡がれてきたという神話である。  四方を海で囲まれ外敵の侵入を受けることなく同一の国土の中で同質社会を営んできた日本の歴史は、歴...

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メア発言の真意 櫻井よしこ   米国務省日本部長で元沖縄総領事のケビン・メア氏の発言が非難されている。昨年12月、アメリカン大学での講演の重要点はざっと以下のとおりだ。  (1)日米安保は非対称。米国が攻撃されても日本には米国を守る責務はないが、米国は日本人とその財産を守らなければならない。  (2)集団的自衛権は憲法問題ではなく、政治問題だ。  (3)沖縄の怒りや失望は米国よりも日本...

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