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有事の真っ只中のいま なぜ防衛予算の削減か 櫻井よしこ
有事の真っ只中のいま なぜ防衛予算の削減か 櫻井よしこ 野田佳彦首相の頬がぷっくり膨らんでいる。元々丸い体形ではあったが、他の国家指導者の就任1年或いは2年後の体形や外見と比べると、そこには大きな違いがある。小泉純一郎氏は就任1年もすると髪の白さが目立ち始めた。痩せ型の人がさらに痩せたことは、頬の肉がこそげ落ち、頬骨がさらに高くなったことからも見て取れた。宰相の日々は激務な...
尖閣の危機、防衛予算を大幅増額せよ 櫻井よしこ
尖閣の危機、防衛予算を大幅増額せよ 櫻井よしこ 野田佳彦首相は尖閣諸島の「平穏かつ安定的な維持管理を継続する」ために国有化に踏み切った。それから約ひと月、目的はどれだけ達成されたか。状況はむしろ後退し、9月11日の国有化以降、中国公船の領海侵犯が日常化しつつある。 まず、9月14日朝には中国国家海洋局所属の海洋監視船「海監」6隻が領海に侵入、午後1時20分頃まで居坐った。...
自国民救出する気概と手段持て 渡辺利夫
終戦67年 単身世帯の急増は亡国への道だ 拓殖大学総長・学長 渡辺利夫 1979年のイラン革命の最中、追放されたパーレビ国王の入国を米国が認めたことに激怒した革命派学生が、テヘランの米大使館を占拠、米外交官を含む53人を人質に取り、444日後に解放に至った事件のことが思い起こされる。当時、私はイスラム研究に携わる親友から、人質たちはこの間、憔悴(しょうすい)することなく、むし...
矛盾だらけのエネルギー政策 野田民主党政権の責任は重い 櫻井よしこ
矛盾だらけのエネルギー政策 野田民主党政権の責任は重い 櫻井よしこ 野田民主党政権の下で日本のエネルギー政策が漂流中だ。 1956年1月の創設以来、わが国の原子力政策を推進してきた「原子力委員会」が2日、原子力政策大綱の策定を中止し、有識者による策定会議も廃止した。正力松太郎氏が初代委員長を務め、ノーベル物理学賞を受賞した湯川秀樹氏も委員となった原子力委員会は、日本の原子力政...
防衛予算、二桁伸ばせ 櫻井よしこ
防衛予算、二桁伸ばせ 櫻井よしこ 残り任期を意味あるものにするために、野田佳彦首相は今こそ、信念に忠実であれ。党派を超えて志を同じくする人々と連携し、己の志を妨げる勢力に訣別(けつべつ)して日本立て直しに集中してみせよ。 尖閣諸島国有化以降、島周辺海域で中国の公船がわが物顔に航行する。彼らは10月1日以降、本稿執筆の10日まで連日接続水域に入り、しばしば領海を侵犯する。海保は彼...
野田政権、女性宮家問題で暴走の予兆
野田政権、女性宮家問題で暴走の予兆 櫻井よしこ 社会保障と税の一体改革と称した消費税増税法を成立させた後の野田佳彦首相は、もはや首相の任に耐え得ないと思えてならない。その8月以降、野田政権が手がけた事案のおよそすべてで論理の整合性と国益擁護にかける決意が欠落していないか。 たとえば尖閣諸島の国有化である。国有化の意義は、政府が船だまりや灯台を設置し、海上保安庁の職員や漁民らが...
中国問題を乗り越えるための米韓豪印、東南アジア諸国との連携 櫻井よしこ
中国問題を乗り越えるための米韓豪印、東南アジア諸国との連携 櫻井よしこ 9月25日、40隻の台湾漁船団が8隻の巡視船に守られながら尖閣諸島の日本の領海を侵犯した。日本政府の手抜かりが招いた結果であり、ここから先の日本政府の対策が問われている。 漁船団に尖閣行きの資金、500万台湾元(約1,350万円)を提供したのは旺旺グループの蔡衍明会長だが、彼は江沢民元中華人民共和国国家主席...
韓国の危機は反日よりも反韓感情だ 櫻井よしこ
韓国の危機は反日よりも反韓感情だ 櫻井よしこ 韓国政治の迷走が続いている。韓国にとっていま最重要の課題は北朝鮮と中国の脅威に如何に向き合うかである。韓国の国家戦略上、北朝鮮緊急事態と中国の動きに備えて、日米両国と揺るぎのない協力関係を築き、経済は無論、軍事的連携体制を整えることこそ、最優先事項だ。 にも拘わらず、韓国は竹島問題と慰安婦問題を突然持ち出し、自ら反日感情の渦...
緊急提言「野田首相は慰安婦問題で正しい対外発信をせよ」 産経新聞掲載
平成24年10月3日(水)、産経新聞 に緊急提言「野田首相は慰安婦問題で正しい対外発信をせよ」 が掲載されました。 ↑画像をクリックすると大きくなります。 緊急提言「野田首相は慰安婦問題で正しい対外発信をせよ」はこちらから...
問題を妥協で収めることは日本の敗北の一歩となる 櫻井よしこ
問題を妥協で収めることは日本の敗北の一歩となる 櫻井よしこ 尖閣諸島問題で、中国政府は反日デモを抑制しており、それ故に日本政府が尖閣防衛で積極的に動かず、「冷静に対処」するのが正しい道だという政府や多くのメディアの主張や説明は根本から間違っている。 胡錦濤国家主席も、習近平副主席もいま全力を挙げて、尖閣諸島を中国領として確定する道筋をつけている。漁船1000隻が尖閣諸...
安倍氏は「戦後脱却」の使命担え 田久保忠衛
安倍氏は「戦後脱却」の使命担え 杏林大学名誉教授・田久保忠衛 中国は「愛国無罪」、日本は「愛国有罪」 日本の最高指導者の地位に最も近いところに身を置いた安倍晋三自民党新総裁に、まず祝意を表したい。かねて、「戦後レジーム」からの脱却を唱えていた同氏に、時代が「アンコール」を要求したといえる。が、鬱陶(うっとう)しい梅雨が続いた後の晴れ間を見る気持ちには私はまだどうしてもなれない。...
国防の危機! 尖閣を護れ 櫻井よしこ
国防の危機! 尖閣を護れ 櫻井よしこ 尖閣諸島問題で日本に問われているのは、主権の基盤である国土を守る気迫と、最終的に武力をもって戦ってでも守り通す気概があるのかということだ。 領土問題は主権問題でありその余の問題とは決定的に性質が異る。国を取るか取られるかの瀬戸際に立ついまこそ、日本は領土を防衛する究極の気迫と力を現実の形にすべきである。 日本と同様、中国に領土を奪...
「政治空白」はもう引き延ばせぬ 遠藤浩一
「政治空白」はもう引き延ばせぬ 拓殖大学大学院教授・遠藤浩一 空疎な、あまりにも空疎な、民主党代表選挙だった。 野田佳彦首相が圧勝して選挙が盛り上がらなかったから、そう言うのではない。候補者がいずれも小粒で魅力に欠けていたからでもない。「原発ゼロ」方針をめぐる不毛なやりとり以外に政策論争が見当たらなかったからでもない。 ≪解散先送り期待で野田再選≫ 候補者の小粒化も政策論争不...
中国の不安定化が増す中 尖閣防衛体制の確立は急務 櫻井よしこ
中国の不安定化が増す中 尖閣防衛体制の確立は急務 櫻井よしこ 9月11日、日本政府が尖閣諸島を国有化すると、中国共産党機関紙「人民日報」をはじめ中国メディアはいっせいに反日デモの写真を一面トップで報じた。中国人民解放軍(PLA)陸海空軍は黄海の無人島で上陸訓練を実施、中国中央テレビが映像を報じ続けている。軍機関紙「解放軍報」は、中国は半歩たりとも引かないとして、対日軍事行動に出...
「世界市民」がはまりやすい陥穽 平川祐弘
「世界市民」がはまりやすい陥穽 比較文化史家、東京大学名誉教授・平川祐弘 日本国民であるより世界市民であれ、と鳩山由紀夫氏は唱えた。偏狭な国家主義を奉じるより世界公民の方がいい。国際的見地から自国を批判する人は大切だ。だが愛国より無国籍の方が恰好(かっこう)がいいという知的ファッションは困る。 ≪石原氏と比較しての大江氏≫ 世界市民を名乗る人は多いが、その割にはその...
対ロ外交、飛んで火に入る野田政権 櫻井よしこ
対ロ外交、飛んで火に入る野田政権 櫻井よしこ オバマ米国大統領はウラジオストクで開催されたアジア太平洋経済協力会議(APEC)を欠席した。ロシアのプーチン大統領が5月、米国での主要国首脳会議(G8)を欠席したことへの反応と見られている。 野田佳彦首相も9月8日からのAPECを抗議をこめて欠席すべしという意見があった。メドベージェフ首相を筆頭にロシア政府の閣僚たちが北方領土に不法上陸...
「全員帰還」を日朝協議の条件に 西岡力
「全員帰還」を日朝協議の条件に 東京基督教大学教授・西岡力 拉致被害者の早期救出を呼びかけた9月2日の国民大集会で、曽我ひとみさんは「月や星を見ながら、ずっと日本から助けが来るのを待っていました」と語った。小泉純一郎首相が訪朝し、金正日総書記に拉致の事実を認めさせて10年。曽我さんら5人の被害者と家族は帰還した。だが、多数の被害者は今も北朝鮮の地で抑留され日本からの助...
生活インフラの整備が全く進まず住民が戻れない福島原発警戒区域 櫻井よしこ
生活インフラの整備が全く進まず住民が戻れない福島原発警戒区域 櫻井よしこ 8月末、福島第一原子力発電所(F1)事故の後遺症に苦しむ市町村を取材した。F1から20キロメートル以上離れた広野町を手始めに、海岸沿いに、8月10日まで警戒区域に指定されていた楢葉町を抜け、現在も警戒区域の富岡町、大熊町、双葉町、浪江町とたどって南相馬市まで、1日かけて見てきた。NPO法人「ハ...
「憲法第九条と自衛隊」について意見交換 田村重信 自民党政務調査会調査役
自民党政務調査会の田村重信・調査役は9月14日、国家基本問題研究所で「憲法第九条と自衛隊」について語り、同研究所企画委員と意見交換した。 田村調査役は長年、自民党の調査会で自衛隊と憲法改正について調査、研究を続けている専門家。国基研の憲法改正問題研究の一環として登場、同調査役は、1)憲法改正、西ドイツとの違い 2)国内と海外でことなる自衛隊の立場 3)集団的自衛権と集団安全保障 4)非常事態...
領土問題は正念場 櫻井よしこ
領土問題は正念場 櫻井よしこ 外務省、日本国領有の痕跡を消し去るべきという考えも 尖閣、国防、原発、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)など、日本国にとって喫緊かつ根本的問題のすべてで野田佳彦首相は敗北を重ねつつある。 尖閣諸島を国有化しても、「平穏かつ安定的な維持」のためと称して、島の現状を保ち、日本国領有の実態を強化する船だまりや灯台を整備しないのでは、何のために税で...
憲法改正で国家として拉致解決を目指せ 櫻井よしこ
憲法改正で国家として拉致解決を目指せ 櫻井よしこ 去る9月2日、東京・日比谷公会堂で「すべての拉致被害者を救出するぞ!国民大集会」が開かれ、会場は参加者で一杯だった。今年、2度目の大集会を催した理由は、拉致被害者が帰国して10年の節目に、改めて北朝鮮にメッセージを送るためだ。 どれほどの時間が過ぎても日本国民と日本政府の拉致に対する怒りは鎮まりはしないこと、被害者全...
大使の国旗を奪われても強国の中国には怒れない日本 櫻井よしこ
大使の国旗を奪われても強国の中国には怒れない日本 櫻井よしこ 8月27日夕方、北京駐在の丹羽宇一郎大使の乗った公用車が襲われ、日本の国旗が奪われた事件の意味の重大さを、野田佳彦首相は理解しているのだろうか。日本の外務省自身、日本の名誉を守り、日本の立場を主張し、国益を守る責務を忘れてしまっているのではないか。 事件発生当日、在北京日本大使館の堀之内秀久次席公使が羅照輝中国...
領土・領域は憲法改正して守れ 西修
領土・領域は憲法改正して守れ 駒沢大学名誉教授・西修 国家主権、とりわけわが国の領域を保全する法体制が早急に整備・強化されなければならない。 野田佳彦首相は8月24日の記者会見で、韓国国家元首としてあるまじき李明博大統領の島根県・竹島への上陸、香港活動家らの沖縄県・尖閣諸島への上陸を受けて、「わが国の主権に関わる事案が相次いで起こっており、誠に遺憾の極みであり看過でき...
「天下り根絶」叫び圧勝した民主党政治の失敗 屋山太郎
「天下り根絶」叫び圧勝した民主党政治の失敗 評論家・屋山太郎 総選挙を控えて、政界再編の波が押し寄せてきた。分裂した民主党は、どう再建を図るのか。政権復帰を狙う自民党は、誰を総裁に選ぶべきか。政界は与野党ともに混沌(こんとん)とした様相をみせている。そして、突如として誕生した「大阪維新の会」は、再編の動きにどうかかわってくるのか。 ≪自民党の失敗、民主党正せず≫ 政治を...
歴史認識問題で日米分断の危険性 櫻井よしこ
歴史認識問題で日米分断の危険性 櫻井よしこ 8月27日、駐北京の日本大使の乗った車を2台の乗用車が連携して停車させ、中国人とみられる男が日の丸の旗を奪い気勢を上げて逃走した。中国版ツイッターの「微博」では犯人を「民族の英雄」とする書き込みが相つぎ、尖閣諸島に関する中国の主張が掲載され続けた。「琉球も中国の領土」という主張も展開され、「反日無罪」というべき過激なナショナリズムが広がりつつ...
尖閣諸島を中国に奪われたとき日本はこれを奪還できるか 櫻井よしこ
尖閣諸島を中国に奪われたとき日本はこれを奪還できるか 櫻井よしこ 南シナ海に中国が初めて軍事侵攻をかけたのが1974年1月だった。南ベトナム(当時)が領有していた西沙諸島の西半分を奪うため、海と空から攻撃し、南ベトナム軍哨戒艦2隻を撃沈、多数の兵を殺傷した。泥沼化していたベトナム戦争で南ベトナムを支援していた米国にはもはや対中反撃能力はないと見越した上での攻撃だった。 ちな...
非礼『韓国』に抗する究極の策がある 櫻井よしこ
非礼『韓国』に抗する究極の策がある 櫻井よしこ 竹島、尖閣諸島、北方領土。戦後最大の危機はなぜ一挙に起きたのか。答えは明らかである。自国の防衛を他国に依存し、自らは出来得る限り軍備を退けてきた戦後体制のツケが噴出し始めたのだ。 国際関係の基本は軍事力にあるという平易かつ明白な原理も、アジア・太平洋に高まる緊張も見ようとせず、特にこの10年日本のみ、ひたすら軍事力を削減してき...
月例研究会「憲法改正問題」動画配信開始
平成24年8月3日(金)都市センターホテル コスモスホールにて、月例研究会「憲法改正問題」を開催しました。 皆様是非ご覧ください。 ...
外交は戦いである 全力で国を守らなければならない 櫻井よしこ
外交は戦いである 全力で国を守らなければならない 櫻井よしこ 戦後最大の危機である。 北方領土、竹島、尖閣諸島から、日本の主権が切り崩されていきかねない。この最悪の状況は、自民党時代からの日本外交の失敗に基本的原因がある。とはいえ、国家観なき民主党政権誕生以来、特に際立ってきた。 外交は戦いである。背景には常に武力がある。どの国も自国の国益擁護に十分な武力を備えている...
生誕百年、福田恆存が放つ光彩 遠藤浩一
生誕百年、福田恆存が放つ光彩 拓殖大学大学院教授・遠藤浩一 今年は「大正百年」にあたる。 百年前(1912年)の7月30日に明治天皇が崩御されると、即日、践祚(せんそ)・改元され、ほぼひと月後の8月25日に、戦後を代表する知識人の一人、福田恆存(つねあり)が生まれている。 ≪変わり目の年に生を受けて≫ 明治から大正へと御代がわりしたそのときに、近代日本の宿命と苦悩につ...
官邸デモ、漠とした反体制の空気 櫻井よしこ
官邸デモ、漠とした反体制の空気 櫻井よしこ 永田町の首相官邸周辺で金曜日毎にデモが行われ始めて5ヵ月目に入った。当初数百人規模だった参加者は大飯原発の再稼働が決定された6月以降増え始め、6月29日には15万~18万人に上ったと主催者は発表、他方警視庁は1万7千人と発表した。 7月30日の「朝日新聞」社説はデモに関して、「1960年の安保闘争から半世紀。これほどの大群衆が、政...
原発事故後の対策の拙劣さが感情論を高めてしまっている 櫻井よしこ
原発事故後の対策の拙劣さが感情論を高めてしまっている 櫻井よしこ 2020年に原子力発電の割合をどの水準に定めるべきかについて国民の意見を聞く聴取会が8月1日、福島県で開かれた。意見を述べた30人のうち28人が、30年かそれ以前に、原発をゼロにするよう求めた。 「自分たちのような故郷を失って行き所のない人をもう、出さないでください」と訴えた男性をはじめ、どの人の意見も直接の被害者の...
竹島で経済問題のリンク考えよ 西岡力
竹島で経済問題のリンク考えよ 東京基督教大学教授・西岡力 韓国の李明博大統領が10日、竹島(韓国名・独島)への上陸を強行した。日韓の友好関係を壊す暴挙であり、強く抗議したい。 ≪日韓友好の精神踏みにじった≫ 韓国大統領府(青瓦台)高官は10日、「日本政府は防衛大綱および防衛白書、外交青書を通じて独島に対する領有権を継続的に主張しており、小...
終戦67年 戦後4度目の憲法改正の機会だ 田久保忠衛
終戦67年 戦後4度目の憲法改正の機会だ 杏林大学名誉教授・田久保忠衛 ≪福田恆存が喝破した欺瞞性≫ 昭和50(1975)年5月19日付の「サンケイ新聞」に、福田恆存氏は「憲法の絶対視に異議」と題する一文を書き、「私の知人の間でも、現行憲法のごまかしを認めている者がかなりゐる。が、その大部分はそれを公の場所で言ふべきではない、或(ある)いはまだその時期では...
ベトナムのシンクタンクと意見交換 中国にどう対峙する?
国家基本問題研究所の櫻井よしこ理事長ら一行6人は、5月2日から8日までベトナム社会主義共和国の首都ハノイを訪問、ホー・スアン・ソン筆頭外務次官ら政府首脳や外交関係者と会談、ベトナム外交学院及び社会科学院中国研究所と意見交換を行った。これらの会談を通して焦点となったのは日越両国が直面している中国の脅威に如何に対処するかだった。 ベトナム外交学院は外務省系のシンクタンクで、ホアン・アン・トウアン...
日本の自画像を描け 櫻井よしこ
日本の自画像を描け 櫻井よしこ なんともどかしい政治だろうか。税と社会保障の一体改革に関する3党合意の民自公の駆け引きはなんら心に響いてこない。一連の議論に、国家、国益によって立つ思想が少しも見えないからだ。 首相が政治生命をかけると繰り返した一体改革が潰れていたら、国益はどれほど損なわれていたことか。日本の政治は全く無力だと、国際社会にさらけ出すことの負の影響を、政治家はど...
終戦67年 単身世帯の急増は亡国への道だ 渡辺利夫
終戦67年 単身世帯の急増は亡国への道だ 拓殖大学総長・学長 渡辺利夫 日本の人口動態を多少なりとも子細に観察してみると、社会存立の基礎的単位である家族が崩壊の危機に瀕(ひん)しており、これによって共同体と国家が再生不能なまでに貶(おとし)められかねない不気味な様相が浮かび上がってくる。危機を象徴するものが、単身世帯の急増による後継世代再生産メカニズムの毀損(きそん)である。 ...
美智子さまが深められた日台の絆 櫻井よしこ
美智子さまが深められた日台の絆 櫻井よしこ 年2回出版の『台湾歌壇』154輯が、7月、台湾から送られてきた。同歌壇は台湾の日本語世代の歌人、呉建堂氏が『台北歌壇』として1968年に創設したのが始まりである。 呉氏は26年生まれ、旧制台北高校から台湾大学医学部に進み、71年には熊本大学医学部より学位を授与されている。多くの病院の院長を務めた氏は、まさに文武両道の人だった。剣道八段...
月例研究会 「『現行憲法』はなぜ改正されなければならないのか」 開催
平成24年8月3日(金)都市センターホテル コスモスホールにて、月例研究会「『現行憲法』はなぜ改正されなければならないのか」を開催しました。 詳報は後日掲載致します。...
現在の中国はいかにしてできたか 特異な隣国についての自覚を促す書 櫻井よしこ
現在の中国はいかにしてできたか 特異な隣国についての自覚を促す書 櫻井よしこ 少々前の本だが、あまりに興味深くて、書かずにはいられない。『もし、日本が中国に勝っていたら』(文春新書)である。著者は趙無眠氏、ネット上にしか存在しないペンネームだ。日本語訳は富坂聰氏。 「まえがき」で富坂氏は同書が中国で、少なくとも知識人の間では、驚くほど広く読まれていると指摘し、趙論文が、「天使か...

