公益財団法人 国家基本問題研究所
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最近の活動

5月18日(木)、国家基本問題研究所は、定例の月例研究会を東京・内幸町のイイノホールで開催した。今回のテーマ「岸田外交の一年を問う」は、激動する国際情勢の中で岸田政権の外交政策の軌跡を追い、今まさに開催中のG7サミットで、いかなる成果を導くのか、という問題意識のもとに設定。 登壇者は、第1次安倍政権で総理大臣公邸連絡調整官を、菅・岸田両政権で外交担当内閣官房参与を務める宮家邦彦氏、国...

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近藤正規・国際基督教大学上級准教授は5月12日、国家基本問題研究所の企画委員会で、最近の情勢を概観しつつG20議長国としてしたたかな積極外交を展開するインドについて語り、櫻井よしこ理事長をはじめ企画委員らと幅広く意見を交換した。 近藤上級准教授の発言内容は概略次のとおり。 【概要】 インドは今年20カ国・地域首脳会合(G20)の議長国である。9月9日から10日に各国首脳が集う...

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第370回 インドとのビジネスは上手に進める必要あり 本日は近藤正規氏によるインドの講義。強かな外交を展開するインドは対中国で重要なパートナー。日本はモディ政権と良好な関係。他方、いいことばかりではない。日印共同で進めたコロンボ港開発は頓挫し中国に乗っ取られる失態。新幹線事業も進まず。インドとのビジネスは上手に進める必要あり。 ...

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国基研は4月19日、イスラエル国防大学INDC(The Israel National Defense College)研究員一行の来訪を受け、櫻井よしこ理事長をはじめ企画委員と現下の国際情勢や日本、イスラエル両国政治状況など、幅広い分野について意見交換をした。 INDCはイスラエル国防軍幹部や政府関係者の研究機関であり、日本の防衛研究所に相当する。研修期間は約10か月で、ハイファ大...

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第365回 米韓首脳会談について 重要な意味を持つ会談。米国の核の信頼性に韓国が現実的に即応した。国防意識が高い韓国に比べ、日本の国会で核は議論さえできない。事態は切迫している。世論も国会も素通りでいいのか。   櫻井よしこ 国基研理事長有元隆志 国基研企画委員   ...

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月例研究会/令和5年2月28日/東京・内幸町イイノホール 日本人よ 雄々しく立ち上がれ 2月28日、定例の月例研究会を東京・内幸町のイイノホールで開催。「日本人よ 雄々しく立ち上がれ」をテーマに櫻井よしこ国基研理事長、ウクライナ出身の国際政治学者グレンコ・アンドリー氏、元陸上幕僚長の岩田清文氏、月刊正論発行人の有元隆志氏が登壇しました。抜粋をご紹介します。 ...

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月例研究会/令和5年2月28日/東京・内幸町イイノホール 日本人よ 雄々しく立ち上がれ 2月28日、定例の月例研究会を東京・内幸町のイイノホールで開催。「日本人よ 雄々しく立ち上がれ」をテーマに櫻井よしこ国基研理事長、ウクライナ出身の国際政治学者グレンコ・アンドリー氏、元陸上幕僚長の岩田清文氏、月刊正論発行人の有元隆志氏が登壇しました。抜粋をご紹介します。 ...

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4月20日、国家基本問題研究所(櫻井よしこ理事長)は、通算9回目となる名古屋での講演会を、名鉄グランドホテルにて開催。今回は櫻井よしこ理事長が講師に、黒澤事務局長の司会で約1時間の講話に続き30分の質疑応答という時程で進行した。 【講話の概要】  まず、世界が大きな変化の局面にある中、この困難を逆に好機とすることができるのではないか。実際、先日イスラエル国防大学の一行が国基研を訪問...

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第360回 中露連携は要注意 中露首脳のモスクワ会談で両国が世界秩序を変えることで一致。続けざまに中国の李尚福国防相がプーチン大統領と会談。ロシアが中国の軍事技術向上に貢献か。要注目です。   櫻井よしこ 国基研理事長瀬尾友子 国基研企画委員   ...

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宮本雅史・産経新聞編集委員は、4月14日、ゲストスピーカーとして講話し、櫻井よしこ理事長をはじめ企画委員らと意見交換をした。 【概要】 最近の土地問題の状況について概観する。かつては観光地や水源地が外国資本(主に中国資本や中国系資本)に買われることは単発の現象であったが、最近は点と点が線で結びつき始めてきた。 ・東北地方の実態 日本地図を東北から首都圏までをなぞると、まず、...

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