「米国現地情勢とわが国の外交」 千葉明・在ロサンゼルス日本国総領事館総領事
在ロサンゼルス日本国総領事館の千葉明総領事は4月14日、国家基本問題研究所の定例の企画委員会において、櫻井よしこ理事長をはじめ企画委員らと意見交換をした。 経歴は、1959年テヘラン生まれ、1984年東大法学部卒、外務省入省、在中大使館参事官、在米大使館公使、在イラン大使館公使などを経て、現職。 千葉総領事は米国、ロサンゼルスにおける自らの体験を具体的に説明。日系人社会とのつながりや...
日印・日印米三者 対話報告
インドのビベカナンダ国際財団(VIF)の主催で、シンクタンク研究者と元高官による日印二者対話を2月16日に、日印米三者対話を同17日にニューデリーで行い、日本からは国基研4名(初日2名)、米国からは個人参加の形でハドソン研究所4名が招かれた。国基研は冨山泰企画委員をリーダーとし、黒澤聖二事務局長、湯浅博企画委員、島田洋一企画委員(発表順)というメンバー構成で臨んだ。 ビベカナンダ国際財団...
「日本を取り巻くサイバー攻撃の趨勢と課題」 伊東寛・元ラック・ナショナルセキュリティ研究所長
サイバーセキュリティの専門家である伊東寛氏は4月7日、国家基本問題研究所企画委員会のゲスト・スピーカーとして来所し、日本を取り巻くサイバー攻撃の趨勢と課題などについて語り、企画委員らと意見交換をした。 伊東氏は、元陸上自衛隊システム防護隊の初代隊長で、サイバーセキュリティに関する著書が多数ある専門家。氏によると、一般的な話として日本を取り巻くサイバー攻撃の趨勢について、報道上、日本...
「世界経済の潮流と日本経済の行方」 熊谷亮丸・大和総研常務執行役員調査本部副本部長
大和総研常務執行役員の熊谷亮丸氏は3月31日、国家基本問題研究所企画委員会のゲスト・スピーカーとして来所し、ダボス会議の様子を交えながら今後の世界経済と日本経済の見通しなどについて語り、企画委員らと意見交換をした。 熊谷氏はまず、1月に行われたダボス会議の様子について語り、初めて出席した中国の習近平氏が主役とするならば、大統領就任前のトランプ氏が陰の主役であったという。出席者の誰も...
「今後の日ロ関係と米ロ関係」 名越健郎・拓殖大学教授
拓殖大学の名越健郎教授は、3月24日(金)、定例の国基研企画委員会にて、「今後の日ロ関係と米ロ関係」について、他の企画委員らと意見を交換した。 名越教授は、1953年、岡山県生まれ。東京外国語大学ロシア語科卒業後、時事通信入社。ワシントン支局長、モスクワ支局長、仙台支社長などを経て退社。2012年から現職。国際教養大学東アジア調査研究センター特任教授、時事総合研究所客員研究員。 ...
「トランプ政権下、日本は南西の守りを急げ」 ジェームズ・アワー ヴァンダービルト大学名誉教授
米国ヴァンダービルト大学のジェームズ・アワー名誉教授は、3月10日、国家基本問題研究所において、櫻井よしこ理事長をはじめ企画委員らと意見交換した。話題は、トランプ大統領の米国での人気や内外の政策などとともに、日本の防衛戦略にも及んだ。教授は当研究所の客員研究員で、今回来日した機会をとらえて来所した。 アワー教授はトランプ大統領について、自宅のあるテネシー州でも約6割の支持があり、決...
「北海道の土地が危ない」 宮本雅史・産経新聞編集委員
産経新聞の宮本雅史編集委員は、3月3日(金)、定例の国基研企画委員会にて、様々な事例を踏まえ、中国人による北海道の土地取得の現状という問題について、企画委員らと意見を交換した。 宮本氏は、昭和28年、和歌山県生まれ。慶應義塾大学法学部卒業後、産経新聞社入社。平成2年、米国・ハーバード大学国際問題研究所に訪問研究員として留学。平成5年、ゼネコン汚職事件のスクープで日本新聞協会賞を受賞...
「現代政治の構造変容ーポピュリスト政治というアポリア(難題)」 水島治郎・千葉大教授
2月24日、国家基本問題研究所の企画委員会にて、 「現代政治の構造変容ーポピュリスト政治というアポリア(難題)」と題し、水島治郎・千葉大教授と意見交換した。 ...
「訪印準備報告会」 国基研企画委員会
2月3日、国家基本問題研究所の企画委員会にて、インド訪問のための準備報告会を行った。これは、企画委員会のメンバー4名がインドのビベカナンダ研究所(VIF)の主催する研究会(16日・17日)に出席する予定で、その準備のための報告会である。 会議の初日は、当方とVIFによる2国間対話で、2日目は、それに米国のハドソン研究所を加えた3か国間対話となる予定。 初日の発表者として、まず冨山企画...
「北京報道3500日」 矢板明夫・産経新聞編集委員
中国駐在を終えて帰国したばかりの産経新聞編集委員・矢板記者は、1月20日、国家基本問題研究所の企画委員会にて、駐在中に経験した様々な事例を踏まえ、中国での取材活動の厳しさなどを語るとともに、中国内政の現状を踏まえ、米中関係、日中関係などについて企画委員らと意見を交換した。 矢板氏は、1972年中国天津市生まれ。残留孤児2世として1988年15歳のときに帰国、1997年慶応大学文学部...