米国大統領選挙戦のトランプ現象を語る ジェームズ・アワー 米ヴァンダービルト大学名誉教授
米ヴァンダービルト大学名誉教授のジェームズ・アワー日米研究協力センター所長は、3月11日、国家基本問題研究所において、櫻井よしこ理事長をはじめ企画委員に対し米国大統領選挙戦の現状などについて語り、意見交換した。 ジェームズ・アワー名誉教授は、当研究所の客員研究員でもあるが、今回産経新聞の「正論大賞」の受賞のため来日し、この機会をとらえ、企画委員会のため時間を割いて来所したものである...
「日台関係基本法」の必要性と現状 浅野和生・平成国際大学教授
浅野和生・平成国際大学教授は、2月12日、国家基本問題研究所において、櫻井よしこ理事長をはじめ企画委員に対し「日台関係基本法」の必要性と現状について意見交換した。 浅野教授は慶応大学出身で近現代政治史を専門とする著名な政治学者であり、2004年から現職、2005年には「日台関係基本法」を発表している。 教授は、まず米国の「米華相互防衛条約」及び「台湾関係法」を説明した上で、日台関係と...
政策提言 「歴史認識に関する国際広報体制を構築せよ」 発表
国家基本問題研究所は平成28年1月21日、櫻井よしこ理事長、西岡力企画委員が、萩生田光一内閣官房副長官に、「歴史認識に関する国際広報体制を構築せよ」と題する政策提言書を手渡しました。 翌22日、衆議院第二議員会館第一会議室で、国会議員及びマスコミ関係者に向け、その内容を発表いたしました。 政策提言書の全文はこちらから <日本語> <英語> 産経新聞(1月23日...
日印共同研究を推進しよう N.C.ビジ・ビベカナンダ国際財団(VIF)所長
インドのN.C.ビジ・ビベカナンダ国際財団所長は1月18日(月)、ホテルニューオータニで、国家基本問題研究所の櫻井よしこ理事長をはじめ企画委員らと、日印共同研究に関して意見交換した。 ビジ所長はインド北部ジャンムー地方の出身で、1962年にインド陸軍に入隊以来、一貫して歩兵部隊を歩み、陸軍参謀総長を最後に2005年に退官、現在はビベカナンダ国際財団所長として活躍している。 ビ...
チベット、平和的な中道のアプローチ ロブサン・センゲ中央チベット政権内閣主席大臣
ロブサン・センゲ中央チベット政権内閣主席大臣は1月13日、衆議院第1議員会館特別室で、国家基本問題研究所の櫻井よしこ理事長をはじめ企画委員らと、現在進行しているチベットをめぐる様々な取り組みについて意見交換した。 ロブサン・センゲ氏は1968年に生まれ、デリー大学を卒業後、ハーバード大学で法学博士を取得し、2011年に中央チベット政権の政治最高指導者(シキョン)となったチベットの若...
日印関係の基礎に交流の歴史あり 冨山企画委員
国基研の冨山泰企画委員は1月5日、ニューデリーで開かれたシンポジウムで、「日印パートナー関係の基礎に人的交流の歴史あり」と題して講演した。 シンポジウムで講演する冨山企画委員(中央) 同委員はこの中で、日本とインドのパートナー関係が昨年12月の首脳会談で新段階に入ったことを指摘するとともに、親密な両国関係の基礎には日本とインドが互いの文化と伝統を尊重し、自立自存のため助け...
英国の国家安全保障・防衛戦略について ジュリア・ロングボトム駐日英国公使
ジュリア・ロングボトム駐日英国公使は12月4日、国家基本問題研究所の企画委員会において、先月発表された英国の国家安全保障・防衛戦略について語り、意見交換を実施した。 公使は、英国ヨークシャーの出身で、ケンブリッジ大学を卒業した後英国外務省に入り、2等書記官時代に4年間の駐日英国大使館勤務の経験があり、日本語の堪能な知日派の外交官である。 公使は、先月に発表された「2015年の英国国家安全...
台湾情勢について 許世楷・元台北駐日経済文化代表処代表
許世楷・元台北駐日経済文化代表処代表は11月27日、国家基本問題研究所の企画委員会において、台湾情勢について語り、意見交換を実施した。 許氏は、台湾出身、早稲田大学で修士、東京大学で法学博士を取得、津田塾大学で教員生活を送り、帰台後の2004年に台北駐日経済文化代表処代表(駐日代表)を4年間勤めた知日派の知識人である。 許氏は、11月7日にシンガポールで台中首脳会談が行われたことを受け、...
ドイツリスク「夢見る政治」が引き起こす混乱 三好範英・読売新聞編集委員
三好範英・読売新聞編集委員は11月6日、国家基本問題研究所の企画委員会において、著書の『ドイツリスク』を題材に講話し、その後意見交換を実施した。 三好氏は、1982年に読売新聞社に入社し、バンコク、プノンペンおよびベルリン特派員を経て、現在は編集委員である。海外勤務が長く、自身の体験をもとにした著書が本書以外にもある。 本書はドイツ駐在時代の経験のものであるが、本の題名にもある「ドイツリ...