『誇りの持てる国へ 国基研五年の歩み』を刊行
おかげさまで国家基本問題研究所は、平成24年12月をもちまして創設五周年を迎えます。 この間の活動記録を、『誇りの持てる国へ 国基研五年の歩み』として、一冊の本にまとめました。 櫻井理事長の創設を回顧しての文章をはじめ、国基研がこれまでに発表した「提言」、「意見広告」、「今週の直言」などをおさめています。 つきましては、以下の要領でお頒けいたしま...
国基研一行が初のミャンマー訪問
国家基本問題研究所の高池勝彦・副理事長ら一行4人は、11月11日から18日までミャンマーを訪問、政府首脳やシンクタンク幹部と会談、意見交換を行った。 カン・ゾー国家計画経済開発大臣(写真中央) 前半は最大都市ヤンゴンから350キロ北にある首都ネピドーを訪れ、カン・ゾー国家計画経済開発大臣、チョー・ニュン国防副大臣、タント・チョー外務副大臣らと相次いで会談した。また、政府与党の連邦...
アメリカの第二次大戦史観 軍事史家と意見交換
山本昌弘・元米ワイオミング大学講師(軍事史家)は10月19日、国家基本問題研究所で,南京事件や慰安婦問題とアメリカの第二次大戦史観との関連性について語り、同研究所企画委員と意見交換した。 山本さんは北海道大学卒業後、アメリカの大学で南京事件を研究、同事件についての論文で博士号を取得した。ネット上の日米討論フォーラムに積極的に参加、中国における日本軍の残虐性を強調する見解に対して常に反論を展開...
日本のミャンマー対応は4Lとの不満も 工藤・JETRO主任研究員と意見交換
工藤年博・日本貿易振興機構(JETRO)アジア経済研究所主任調査研究員は10月12日、国家基本問題研究所で、「ミャンマー経済と対中、対日外交」について語り、同研究所企画委員と意見交換した。 この中で、工藤研究員はミャンマー経済にとって貿易、投資共に中国の存在は圧倒的に大きいが、ミャンマーの民主化改革で変化が生じていると指摘。ミャンマー軍政を支援、資源を搾取する中国の負のイメージが広がっている...
追加反論 米知日派の慰安婦問題論文に対して
ホノルルに本部を置くパシフィック・フォーラムCSISのニューズレターで、ラルフ・カッサ理事長が慰安婦問題について再び論文を掲載したが、国家基本問題研究所はカッサ論文の基本的な誤りに対し、10月4日、櫻井よしこ理事長名の追加反論をCSISに送付した。内容は以下の通りです。 カッサ氏への追加的反論 平成24年10月4日 国基研理事長 櫻井よしこ ラルフ・カッサ氏は、平林博氏の寄稿文...
緊急提言「野田首相は慰安婦問題で正しい対外発信をせよ」 産経新聞掲載
平成24年10月3日(水)、産経新聞 に緊急提言「野田首相は慰安婦問題で正しい対外発信をせよ」 が掲載されました。 ↑画像をクリックすると大きくなります。 緊急提言「野田首相は慰安婦問題で正しい対外発信をせよ」はこちらから...
米知日派の慰安婦問題論文に反論
ホノルルに本部を置くシンクタンク、パシフィック・フォーラムCSISのニューズレタPacNet56号(2012年9月4日)は、ラルフ・カッサ理事長の論文「Korea-Japan: Enough is Enough!」(韓国―日本:もうたくさんだ!)を掲載しました。慰安婦問題に関する歴史認識に大きな誤りがあるので、国基研は櫻井よしこ理事長名で反論を送付しました。内容は、以下の通りです。 私たち...
「憲法第九条と自衛隊」について意見交換 田村重信 自民党政務調査会調査役
自民党政務調査会の田村重信・調査役は9月14日、国家基本問題研究所で「憲法第九条と自衛隊」について語り、同研究所企画委員と意見交換した。 田村調査役は長年、自民党の調査会で自衛隊と憲法改正について調査、研究を続けている専門家。国基研の憲法改正問題研究の一環として登場、同調査役は、1)憲法改正、西ドイツとの違い 2)国内と海外でことなる自衛隊の立場 3)集団的自衛権と集団安全保障 4)非常事態...
韓国知日派と意見交換
国家基本問題研究所・朝鮮半島問題研究会(以下、朝鮮研)は企画委員会の下で2009年以来、活動してきた。 座長、副座長は西岡力・企画委員、島田洋一・企画委員、メンバーには潮匡人・客員研究員のほか、朝鮮半島問題の専門家で構成されている。朝鮮研の研究成果は、「国家基本問題研究所・朝鮮半島問題研究会分析 金正日健康悪化、後継体制は不安定要素多い——北朝鮮急変事態発生の可能性」(平成21年9月18日)...
「中国人が“実効支配”、ロシア極東部」 名越健郎 拓殖大学海外事情研究所教授
拓殖大学海外事情研究所の名越健郎・教授(元時事通信社外信部長)は7月24日、国家基本問題研究所で「ロシアの対日戦略」について語り、同研究所の企画委員と意見交換した。名越教授は、時事通信のモスクワ支局長を務めるなどロシア取材経験が豊富である。同教授の主な発言内容は次の通り。 対日関係 ロシアの対日アプローチが活発になっている。この1、2か月の動きをみてみると、7月28日にソチ(黒海沿岸の...