「最近の内外情勢を語る」 萩生田光一・内閣官房副長官
萩生田光一・内閣官房副長官は、10月7日、国家基本問題研究所の定例の企画委員会において、櫻井よしこ理事長をはじめ、理事、評議員及び企画委員らに対し、最近の内外情勢に関する認識を語り、意見交換した。萩生田副長官の来所は、前回の6月以来4か月ぶり。国会開会中のなか、公務多忙であるにもかかわらず、現下の情勢を踏まえ国基研メンバーと懇談をもったものである。(文責 国基研) ...
研究顧問会議の開催
9月30日(金)国家基本問題研究所は、近傍の都市センターホテルにおいて、研究顧問会議を開催した。櫻井よしこ理事長の呼びかけに応じ、平川祐弘氏、伊藤隆氏、秦郁彦氏及び加地伸行氏の総員が一堂に会した。 冒頭、櫻井理事長から本顧問会議を開始するにあたり、その役割についての説明があった。すなはち、国益のため研究顧問の方々の叡智を結集し、国基研の研究活動を活発化させ、日本を代表するシンクタン...
「尖閣の空は守れるのか」 織田邦男・元空将
9月23日(金)織田邦男・元空将は、国家基本問題研究所企画委員会において、『尖閣の空は守れるのか』と題して、櫻井よしこ国基研理事長をはじめ理事、評議員、企画委員らと意見交換をした。 氏は1974年、防衛大学校を卒業し航空自衛隊に入隊、F4戦闘機パイロットなどを経て83年米国の空軍大学へ留学。92年米スタンフォード大学客員研究員、99年第6航空団司令などを経て、2006年航空支援集団...
「新産業革命、前特異点、そして特異点に備える」 齊藤元章・PEZY Computing社長
9月2日(金)齊藤元章・PEZY Computing社長は、国家基本問題研究所企画委員会において、『新産業革命、前特異点、そして特異点に備える』と題して人工知能開発の状況と、その結果予想される新たな産業革命などについて語り、櫻井よしこ国基研理事長をはじめ理事、評議員、企画委員らと意見交換をした。 氏は1968年、新潟県長岡市出身、新潟大学医学部を卒業された放射線科医で生体物理医学博...
「ヨーロッパの危機」 ロマノ・ヴルピッタ・京都産業大学名誉教授
ロマノ・ヴルピッタ・京都産業大学名誉教授は8月26日、国家基本問題研究所企画委員会において、『ヨーロッパの危機』と題して語り、櫻井よしこ国基研理事長をはじめ企画委員らと意見交換をした。 教授は1939年ローマ生まれ。ローマ大学法学部卒業後、東京大学文学部の研究生として来日。1964年、イタリア外務省に入省、駐日ヨーロッパ共同体代表部次席代表などを経て、1978年に退職、京都産業大学...
「『政治の季節』はあったのか-知識人の『言葉』から考える-」 先崎彰容・日本大学教授
先崎彰容・日本大学教授は8月5日、国家基本問題研究所企画委員会の招きに応じ、『「政治の季節」はあったのか-知識人の「言葉」から考える-』と題して語り、櫻井よしこ国基研理事長をはじめ企画委員らと意見を交換した。 教授は1975年生まれ。東京大学文学部倫理学科卒業、東北大学文学研究科日本思想史博士課程を修了。現在、日本大学危機管理学部教授。専門は、近代日本思想史、日本倫理思想史である。 ...
「原子力開発体制と『もんじゅ』の改革に関して」 原子力安全研究協会
原子力安全研究協会の矢川元基・会長をはじめ、協会の主要メンバーが7月22日、国家基本問題研究所を来訪し、定例の企画委員会で、原子力開発体制と「もんじゅ」の改革について語り、企画委員らと意見を交換した。 原子力安全研究協会は、昭和39年に設立した原子力の安全性などについて研究する公益財団法人である。 まず、協会メンバーが主張するのは、昨年11月に原子力規制委員会が文部科学省に対...
第三回「国基研 日本研究賞」授賞式を開催
平成28年7月5日(火)日本プレスセンターにて第三回授賞式を執り行いました。授賞式には約120名のゲストが参集し、受賞者を祝福、激励しました。 授賞式の様子は後日掲載致します。 (写真左から田久保忠衛副理事長、陳柔縉氏、楊海英氏、ロバート・D・エルドリッヂ氏、櫻井よしこ理事長) また、自衛隊の活動、安全保障全般を伝える安保・防衛問題の専門紙「朝雲新聞」(7月14日付)に...
「南シナ海の諸問題」 山田吉彦・東海大学教授
国基研理事である山田吉彦・東海大学教授は7月8日、国家基本問題研究所企画委員会で、「南シナ海の諸問題」について語った。この中で山田教授は、来るフィリピン対中国の南シナ海に関する仲裁裁判の裁定に対し、中国が真摯に向き合わなければ海洋秩序全体を揺るがすことになると述べた。 教授は千葉県出身。学習院大学経済学部を卒業、埼玉大学経済科学研究科博士課程を修了。現在、東海大学海洋学部海洋文明学...
第三回「国基研 日本研究賞」受賞者との懇談
7月4日(月)、外国人による優れた日本研究を顕彰、奨励する第三回「国基研 日本研究賞」の受賞者3氏に対し、日本記者クラブで授賞式前の顔合わせを兼ねた懇談会を行った。参加者は、受賞者および櫻井理事長をはじめ、選考に当たった選考委員の平川祐弘理事、渡辺利夫理事ら。 右側中央 楊海英氏、手前 ロバート・エルドリッヂ氏、奥 陳柔縉氏 受賞者はすでに公表されているとおり、最高賞の日...