JINFの記事一覧
総合安全保障プロジェクト 「画像から見る中国人民解放軍の戦力整備と情報支援部隊の新編」 中川真紀・国基研研究員
4月から開始した総合安全保障プロジェクトは前回の序章に続き4月26日、中国安全保障動向を中川真紀研究員が報告。総合安全保障プロジェクトの成果は、逐次、国基研チャンネルやホームページ上にも掲載していきます。 【概要】 総合安全保障プロジェクトは月に1回の割合で定期報告する。今回は衛星写真を含めたオシント情報から、中国人民解放軍の戦力整備の方向性と情報支援部隊が新編された模様を紹介する...
『国基研チャンネル』-中国安全保障動向-
「衛星画像から分析 中国人民解放軍の戦力整備状況(前編)」 今月から始まった総合安全保障プロジェクトが本格化、衛星画像分析の専門家による中国人民解放軍の戦力整備状況を前後2回に分けて送る前編です。台湾侵攻を前提にした戦力整備は、速戦即決、A2AD、核抑止に集中。そのうち速戦即決は、着上陸を想定し渡海侵攻能力を強化中。例えば揚陸艦の建造と訓...
『国基研チャンネル』令和6年4月19日
第541回 「表現の自由とトランスジェンダー」 アビゲイル・シュライバー著『トランスジェンダーになりたい少女たち』を産経新聞出版が不当な圧力に屈せず出版しました。その本の編集長が瀬尾さんです。出版前には言論・出版の自由を封殺する妨害が。出版社や大手書店を放火するとの脅迫です。以前に嫌がらせを受けた大手KADOKAWAさんが出版を中止した本...
月例研究会 「今、日本がなすべきこと」
令和6年4月16日(火)、国家基本問題研究所は、定例の月例研究会を東京・内幸町のイイノホールで開催しました。 先週ワシントンDCで行われた日米首脳会談を振り返ると、厳しさを増す対中戦略環境への日米による対応、あるいはわが国独自でなすべきことなど、具体的な課題が見えてきます。そこで、今回は「今、日本がなすべきこと」というテーマを設定し、日米中の関係を切り口に、外交、経済、軍事の面から深堀できる...
『国基研チャンネル』令和6年4月12日
第540回 中国講座 第1回 日米首脳会談でも取り上げられた中国は喫緊の課題です。そこで今回から新企画「中国講座」を開始します。第1回は中国軍事面から中川さんに、中国経済の面から田村さんに解説をお願いしました。多少時間が長くなりますが重要な内容ですのでご視聴ください。チャンネル登録も是非お願いします。 櫻井...
総合安全保障プロジェクト始動 「中国の軍事安全保障と経済の動向」
国基研は4月から総合安全保障プロジェクトという名称の研究活動を開始。4月12日はその第1回めとして、中国安全保障動向を中川真紀研究員が報告し、その後、企画委員の田村秀男・産経新聞特別記者が、安値輸出と生産過剰を続ける中国の経済動向を解説。 総合安全保障プロジェクトの成果は、逐次、国基研チャンネルやホームページ上にも掲載していく予定です。 【概要】 1. 総合安全保障プロジェク...
「ウクライナ情勢と国際の安全保障」 倉井高志・前駐ウクライナ特命全権大使
倉井高志・前駐ウクライナ特命全権大使は、4月5日国基研にゲストスピーカーとして来所し、櫻井よしこ理事長をはじめ企画委員らと意見交換をした。 ロシアに都合4回勤務し、ウクライナには2021年10月まで勤めたのち退官された倉井大使は、翌年単著『世界と日本を目覚めさせたウクライナの「覚悟」』を出版された。今回は外交官としての経験に基づき、ウクライナとロシアの歴史的関係から現状分析まで、示唆に富むお...
『国基研チャンネル』令和6年4月5日
第538回 河野大臣こそけじめを 国会では自民党の政治資金不記載問題が一応の目途がついたが不満は残った。岸田首相自身が事情聴取をする異常事態。河野大臣は「早くけじめ」をと言うが、河野大臣自身こそ「けじめ」を。再エネTF問題は深刻で、これこそ深く追及すべきだ。 櫻井よしこ 国基研理事長有元隆志 国基研企画委員...
「駐豪大使の目から見た外交最前線と日本外交の課題」 山上信吾・前駐オーストラリア特命全権大使
山上信吾・前駐オーストラリア特命全権大使は、3月29日国基研にゲストスピーカーとして来所し、櫻井よしこ理事長をはじめ企画委員らと意見交換をした。 山上大使は昨年末に外務省を退職され、現役時代に言い残したことを著書『南半球だより』『中国「戦狼外交」と闘う』において明らかにされた。また5月には新刊「日本外交の劣化:再生への道」も出版するという。退官後最初の講演は国基研に決めていたという大使の話に...
『国基研チャンネル』令和6年3月29日
第536回 河野大臣の責任を明確に 内閣府の再エネ・タスクフォース(TF)資料に中国企業の透かしが入っていた問題。委員1人の辞任で終わらせてはいけない。このTFは河野規制改革担当大臣の決裁のみで設置され法的根拠は不明確。有識者といわれるメンバー選定も不明瞭。そもそも委員4人のうち2人は中国のアジアスーパーグリッド(ASG)を推進する自然エ...
湯浅博企画委員が名古屋で講演 「アメリカの衰退と日本の再起」
例年通りなら櫻が開く時機ですがまだ蕾のままという、気温の低い日が続く気候の中、国家基本問題研究所(櫻井よしこ理事長)は、通算10回目となる名古屋講演会を3月26日、名古屋駅前にある名鉄グランドホテルにて開催しました。 今回の講師は国基研企画委員の湯浅博氏、司会は黒澤事務局長が務め、約1時間半の講演に続き30分の質疑応答という時程で進行。湯浅氏は前回5年前に名古屋で講演して以来の登壇で...
「我が国出入国在留管理制度の現状と課題」 君塚宏・出入国在留管理庁出入国管理部長
出入国在留管理庁の君塚宏・出入国管理部長は、3月22日(金)、国基研企画委員会にて、「我が国出入国在留管理制度の現状と課題」について語り、櫻井よしこ理事長をはじめ参加した企画委員らと意見交換をした。 その概要は以下のとおり。 【概要】 出入国管理行政を36年間一貫して駆け巡ってきた経験から3つの観点でお話ししたい。第1は入管行政の根本たるもの(マクリーン判決)、第2は昨年の入...
『国基研チャンネル』令和6年3月22日
第533回 憲法改正、怯まず進め 先日の自民党大会で岸田首相は任期中の憲法改正を明言しました。果たして9月の任期に間に合うでしょうか。仮に国会発議ができたとしても、国民投票までに2か月以上の広報周知の必要があります。憲法審査会の議論さえ進まず、国会では政治とカネばかり。もう予算の議論は済んでいます。首相には怯まず進んで欲しいと思います。 ...
『国基研チャンネル』令和6年3月15日
第530回 岸田訪米の政治利用に物申す 4月に岸田首相の訪米が計画されています。米大統領選の最中、共和・民主両陣営とも首脳会談を政治利用するでしょう。USスチール賠償の件で譲歩した場合、禍根を残すのでは。そもそも訪米のタイミングが悪すぎます。岸田首相にはもっと国益を考えて訪米していただきたいと思います。 櫻...
日台リモート会議:台湾総統選挙結果の台湾側分析
国基研は3月8日(金)、企画委員会にて、台湾のカウンターパートとオンラインでつなぎ、台湾側は陳南天・台湾安保協会理事長が、日本側は太田文雄企画委員がモデレーターとなり、櫻井よしこ理事長を始め参加した企画委員らと意見交換した。概要は以下のとおり。 台湾側: 陳南天・台湾安保協会理事長(代表) 頼怡忠・遠景基金執行長 蒙志成・成功大学政治学科教授 陳慧蓉・文化大学新聞学科教授 ...
『国基研チャンネル』令和6年3月8日
第526回 核の議論をタブー視するな 防衛費43兆円の使い道、抑止力の強化に真に必要なのは何か。我が国は中・露・朝の核保有国に囲まれる環境の中、米国の拡大抑止に自国の生存を依存するだけでいいのでしょうか。今の日本、核について議論さえできない風潮。当事者意識が欠如した状態ではいけません。 櫻井よしこ 国基研理...
『国基研チャンネル』令和6年3月1日
第523回 政治とカネの問題に早く決着をつけよ 国会では政治倫理審査会が開催。東京地検特捜部の一カ月にわたった捜査以上のものは考えられないが、どんどん話が広がり、政治に対する信頼を貶めていく方向に。岸田首相の言う道義的責任を追及し始めれば終わりがない。国内外の情勢は課題山積。この問題はどこかで区切りをつけ、政治を前に進めていく決断が必要。...
『国基研チャンネル』令和6年2月16日
第520回 直面する課題に取り組め 厳しい国際政治の中、揺れる国内政治上の議論。国会では政治資金の説明責任ばかり。加えて旧統一協会の問題では信教の自由が蔑ろに。犯罪は厳しく罰するのは当然。国会には大事な課題が他にもあります。岸田政権は取り組むべき課題に向き合うべきです。 櫻井よしこ 国基研理事長有元隆志 国...
『国基研チャンネル』令和6年2月9日
第516回 ウクライナ支援を積極的にせよ とても難しい局面に入ったウクライナ情勢。軍司令官の解任に加え、最大の支援国である米議会で予算が通りません。この戦争、侵略国ロシアを勝たせてはなりません。決して対岸の火事でない日本は独自の支援を進め、装備移転についても政治決断を急いで欲しいです。 櫻井よしこ 国基研理...
『国基研チャンネル』令和6年2月2日
第513回 憲法改正に向けて段取りを進めよ 今こそ政治のリーダーシップが必要です。「政治とカネ」はもちろん重要ですが、それだけが重要課題ではありません。岸田政権からは政策実現の道筋が見えてきません。派閥解消は自民党が真の政策中心に生まれ変わるチャンスです。憲法改正に向けた段取りを進めていきましょう。 櫻井よ...
『国基研チャンネル』令和6年1月26日
第509回 日本の司法の課題 政治資金の問題で揺れた政界。一部には検察への批判もありました。派閥の収支不記載は言語道断ですが、検察から一部メディアへ情報リークとの報道も。検察や司法のあり方も、新たな課題ではないでしょうか。 櫻井よしこ 国基研理事長有元隆志 国基研企画委員 ...
月例研究会 「台湾総統選挙後のインド太平洋情勢」
令和6年1月23日(火)、国家基本問題研究所は、定例の月例研究会を東京・内幸町のイイノホールで開催した。 今回は、中国から帰国したばかりの垂秀夫・前中国大使の基調講演に続き、櫻井よしこ・国基研理事長の司会でディスカッションが行われた。矢板明夫・産経新聞台北支局長が台湾からオンラインで、湯浅博・国基研企画委員はリアルで参加し、熱い発表及び討論が行われ、忌憚のない意見交換が行われた。概要...
『台湾総統選挙の分析と今後の行方』 産経新聞台北支局長・矢板明夫氏
産経新聞台北支局長の矢板明夫氏は、1月19日(金)、国基研企画委員会に台湾からオンラインで参加し、先日行われた台湾総統選挙について語り、櫻井よしこ理事長を始め参加した企画委員らと意見交換をした。その概要は以下のとおり。 【概要】 1月13日、台湾で総統選挙が行われた。選挙の結果は蔡英文政権で副総統を務める頼清徳氏が勝利したが、与党民進党の完全勝利というにはほど遠い。 得票率で...
『国基研チャンネル』令和6年1月19日
第505回 自民は政策集団に立ち戻れ 派閥の問題で政治が揺れています。この問題で岸田首相は宏池会(岸田派)の解散検討を表明。清和会や他派閥にボールを投げた格好です。そもそも派閥はポストや資金集めの道具ではありません。政策中心に立ち戻るべきです。自民党の再生を期待して監視していきましょう。 櫻井よしこ 国基研...
弔辞 田久保忠衛さんへ
田久保忠衛さん、田久保さんと共に歩んだ長い歳月が脳裡によみがえってきます。多くの貴重な学びを得た歳月、価値観を共有する喜びに満ちた歳月は、どこから振り返ればよいのかわかりません。 田久保さんと親しくお話しするようになったのは1980年代後半、関嘉彦先生の勉強会に招かれた時からで、私は30代でした。民主社会主義に基づく日本の再建、シヴィック・スピリットとシヴィック・ライトの違い、ネーションとス...
『国基研チャンネル』令和6年1月12日
第499回 田久保忠衛さんを悼んで 国基研を共に創り上げた田久保副理事長が1月9日に亡くなられました。民主主義、言論の自由、国体などをとても大事にされ、病床で最後の時まで国体の勉強を続けておいででした。このような姿勢を私たちも見習い、国基研はこれからも頑張ってまいります。応援よろしくお願いします。 櫻井よし...
『国基研チャンネル』令和6年1月5日
第496回 みんなで心の発奮を 年の初めから様々な事が起きました。被害にあわれた方に心からのお見舞いを申し上げます。このような災害に際し思うのは、そもそも国を守るあり方の根本です。今こそ問われています。衰退する政治をはじめ、今年も国全体の立て直しに向け、まい進してまいります。 櫻井よしこ 国基研理事長 ...
【詳報】 第16回 会員の集い シンポジウム「中国覇権戦略『100年マラソン』再考」
第16回 会員の集い シンポジウム/令和5年11月3日/東京・ホテルニューオータニ 第16回 会員の集い シンポジウム「中国覇権戦略『100年マラソン』再考」 11月3日、通算16回目となる会員の集いは「中国覇権戦略『100年マラソン』再考」のテーマで開催しました。櫻井よしこ理事長の司会で、ヘリテージ財団上級研究員のマイケル・ピルズベリー博士、北村滋前国家安全保障局長および田久...
『国基研チャンネル』令和5年12月22日
第492回 今年を振り返って 企画委員会でこの一年を振り返り来年も展望しました。全体主義独裁国家に振り回された一年。そんな中、対峙すべき米国や日本は国内問題で混乱。民主主義の弱みが露呈。しかし自由主義陣営として協力していく必要があります。日本の明るい展望は民間の力が強いこと。子供の教育も大事です。来年も課題は山積です。 ...
『イスラエル ― 現地情勢と政府の立場』 ギラッド・コーヘン駐日イスラエル特命全権大使
ギラッド・コーヘン駐日イスラエル特命全権大使は、12月1日、国家基本問題研究所において、櫻井よしこ理事長をはじめ企画委員に対し、10月7日に発生したハマスによるテロ攻撃に関するイスラエルから見た現地情勢とイスラエル政府の立場について講演し、その後意見交換した。 イスラエル大使による講演の概要は以下のとおり。 【講演概要】 はじめに イスラエルと日本は、地理的な距離に関わ...
『国基研チャンネル』令和5年12月15日
第489回 今こそ国家を取り戻せ 永田町は「政治資金問題」で混乱しています。戦後80年のツケが立法の場に出てきたのでは。所定の手続きミスという失態の中、政権が報道に右往左往しています。保身に走る政治家の姿に驚きしかありません。今こそ国家のあり方が問われています。 櫻井よしこ 国基研理事長瀬尾友子 国基研企画...
『国基研チャンネル』令和5年12月8日
第483回 中国に戦争を起こさせないためには 世界情勢が混沌化。ウクライナでは抑止が効きませんでした。台湾有事は日本のこと。日米台の連携を軍同士でも確保し、そもそも戦争を起こさせてはならないのです。日本の政治にはしっかりと意思を示してほしいのです。 櫻井よしこ 国基研理事長瀬尾友子 国基研企画委員 ...
『国基研チャンネル』令和5年12月1日
第478回 経済実績で見ると移民政策はマイナス 新たに始めた外国人政策研究会での議論は眼から鱗の結論でした。数字が示すのは移民で利益を得るのは企業と外国人労働者で、自国民労働者にはマイナスに。「国基研だより」を刊行、著名な中国専門家ピルズベリー博士の講演録を掲載しました。国基研会員になればお手元に届きますのでよろしくお願いします。 ...
「大改革が必要なわが国のイノベーション」 山本尚・中部大学ペプチド研究センター長・卓越教授
山本尚・卓越教授は、11月24日、国家基本問題研究所において、櫻井よしこ理事長をはじめ企画委員に対し、「大改革が必要なわが国のイノベーション」と題して講話し、その後意見交換した。講話の概要は以下のとおり。 【概要】 アカデミアの研究構造と課題追求型の必要性 最初に名古屋大学の上田良二博士の4象限模式図を用いてアカデミアの研究構造を説明する。研究には社会に役立つ「応用」研究、自分の...
『国基研チャンネル』令和5年11月24日
第474回 破壊的イノベーションを生み出せ 今日の勉強会で80歳現役科学者の山本尚・卓越教授の話を拝聴。我が国は少しずつ成長する持続的イノベーションは得意だが爆発的に変革する破壊的イノベーションは苦手。これを為すには新しい地平を切り開く飛びぬけた人材・研究者を育てること。政府も企業も教育現場も大改革が必要だ。 ...
「イスラエル対ハマスの軍事衝突が及ぼすエネルギー事情」 トム・オサリバン氏
エネルギー問題に詳しいトム・オサリバン氏は、11月17日、国家基本問題研究所において、櫻井よしこ理事長をはじめ企画委員に対し、ガザ地区の紛争が日本のエネルギー事情に及ぼす影響について述べ、その後意見交換した。 講話の概要は以下のとおり。 【概要】 日本が必要とするエネルギー需要の多くは、中東の化石燃料に依存している現状は否めない。10月7日のハマスによるイスラエル攻撃を端に...
『国基研チャンネル』令和5年11月17日
第470回 中国は変わっていない 米中首脳会談が行われました。会談前に中国側は米国にいくつもの注文をつけたと。習近平氏が歩く道に赤いカーペット、沿道の旗は中国国旗だけなど。中国の本質は変わらない、だから中国の政策も変わらない。他方、米議会は強硬だが経済界は融和的。要注意です。 櫻井よしこ 国基研理事長有元隆...
『「政軍関係」研究─新たな文民統制の構築─』を刊行
このたび国基研は、「政軍関係」研究会編『「政軍関係」研究─新たな文民統制の構築─』(並木書房)を刊行いたしました。 戦後の日本でほとんど論じられてこなかった「政軍関係」の問題を今こそ世に問いたいという強い思いから国基研(櫻井よしこ理事長)の中で「政軍関係研究会」は発足しました。そして、櫻井理事長の「戦後日本の政軍関係を一新すべく真剣に学び研究した」とあるように「政軍関係」に特化した議論を1年...
『日本経済の処方箋』 本田悦朗・元内閣官房参与
国基研企画委員で元内閣官房参与の本田悦朗氏は、11月10日、国家基本問題研究所において、櫻井よしこ理事長をはじめ企画委員に対し「日本経済の処方箋」と題してわが国の経済問題について述べ、その後意見交換した。講話の概要は以下のとおり。 ●デフレ不況への対応を概観する 当初、財務省はバブル経済崩壊後のデフレ不況を日銀の問題と考えていたので、脱却のための特段の対策を講じていなかった。むしろ...

