西岡力の記事一覧
【第22回】永住許可の乱発を止めよ
当研究所では、週一回のリポート「今週の直言」の会員向け配信を平成21年9月7日から開始致しました。当研究所の企画委員らが執筆し、法人会員・賛助会員の方には毎週月曜日にEメールかファクスでお届けします。個人会員の方はホームページの会員専用ページでご覧下さい。会員専用ページに掲載したリポートは、2週間後に公開します。 国基研企画委員・東京基督教大学教授 西岡力 一般永住者が10年で5倍に急...
【第18回】北朝鮮貨幣改革、市場商人の貯金収奪が狙い
国基研企画委員・東京基督教大学教授 西岡力 最下層に別途ばらまき 北朝鮮が貨幣改革を行った。外部メディアとして新札を最初に入手した「自由北朝鮮放送」(韓国の脱北者が運営)によると、12月1日から6日まで、勤労者1人当たり10万ウォンを限度に新札に交換するとともに、別途、勤労者全員に、旧札5万ウォンに相当する新札500ウォンを配ったという。 10万ウォン以上をタンス貯金していた中産層か...
【第9回】活発化する北朝鮮の対日攻勢
国基研企画委員・東京基督教大学教授 西岡力 鳩山政権に対する北朝鮮の政治攻勢が活発化している。朝鮮総連が民主党の地方組織や、支持組織である労組などへ働きかけを強めている。それと連動する形で、蓮池透・家族会前副代表が取り込まれ、全国を回って制裁解除と早期国交正常化を求める世論作りの先頭に立っている。北朝鮮の工作を甘く見てはならない。 総連へ「民主党攻略指令」 北朝鮮の対日政治攻勢をまと...
【第1回】金大中氏死去-韓国保守派が国葬ボイコット
国基研企画委員 西岡力 異例の厚遇だった国葬 8月18日金大中元大統領が亡くなった。翌19日夜、韓国李明博政府は、23日までの6日間を服喪期間とする国葬を実施することを決めた。北朝鮮は、党宣伝担当書記・金己南、党統一戦線部長・金養健らを弔問団としてソウルに送った。弔問団の派遣通知から日程調整まで、北朝鮮は韓国政府でなく民間機関の金大中平和センターを窓口とした。 ジャーナリストの趙甲済...